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リアーナ=エリシアの日記  作者: 真夜中緒
昇級試験編
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冬の初月の十五日

 頑張れたと思う。

 手際や何かは良くないかもしれないけれど、一応全ての課題に答えを返せた。

 明日同じことをしろと言われてもたぶんできない。

 集中力の全てを使い切ってしまったんじゃないかしら。

 私以外の試験をうけたみんなもそこは同じみたいで、夜の食堂は静かだった。油断しているとぼんやりと眠り込みそうになってしまう。

 本当しばらくできていない分、刺繍をすべきだとわかっているけど、今日はもう無理。

 とにかく寝て、明日なんとかしよう。

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