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冬の初月の八日
朝の修練をしているとき、息が白くなった。
顔を洗う時は指も痛い。
そう言うとエドが、水が冷たすぎて鼻血が出たと言い出した。冷たい水で顔を洗うとたまに出るんだそうだ。
知らなかった。そんな変な癖があるなんて。
修練のあとはさっさと汗をとばさないと身体が冷えてしまう。
談話室に戻るとアリアがお茶をいれてくれていた。
ちょっと前にいれておいてくれたみたいで、温かいけどすぐに飲める。喉が乾いていたのですごく嬉しかった。
検討会は殺気立ってるかやけっぱちかになってきてる。
もう、何をやったらいいのかわからないし、時間は全然足りないし。自分でも何を書いているのかよくわからない。