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第五文 秘密を抱える 大塚苺

自然の中を走る車


「着きました、降りてください。」


シェアハウス(目的地)に着いた模様……


「お〜、こんな自然の中にシェアハウスがあるとは…驚きだね、真くん。」


「そうですね。」

(((のんきだなこいつ)))


驚く苺と笑顔(偽)の真


「荷物はもう中に運んでありますから。さあ、中へ。」


そう言い、中に入るよう指示をするあやめ


「ちょっと待ってください。騙したこと、説明してくれますよね。」

(((どうせ、あれ出すんだろう?)))


あやめに問う真


「申し訳ございませんがもう、サインをいただいていますので。」


そう言い、契約書を出すあやめ


「そんなの、無効です。苺さんだってそうでしょ?」

(((ほら、きた あとは任せたぞ先生)))


苺に問う真


「まあ、いいんじゃないか?」


「さっそく中に入ろうではないか。」


真の問いに軽く答え、なかに入ろうとする苺


「ちょっ……」

(((おいおい、マジか)))


「では中に……」


「うっ……はい。」


おとなしく、中に入る真


リビングに来たとこで"シェアハウス"の説明をするあやめ


「ここが、共同スペースです。トイレは1階と2階にあります。真さんは2階を、大塚先生は1階の部屋を使ってください。なにか質問は?」


「ハイ…」


その問いに手をあげる真


「その説明だと、お風呂は……」


「はい、共同です。」


真面目に答えるあやめ


「えっ?」


「ほへ?」


……………………………………


「え〜〜」


驚く真と苺


「いやいや、お風呂が共同は駄目でしょう。」


「そっそうだぞ、あやめちゃん!」


焦る二人……すると


「では、頑張って下さい。」


そう言い、帰ろうとするあやめ


それを追いかけようとする二人……だったが、お互いがぶつかる


「きゃ、」


「ダメ!」


後ろに倒れる苺の腕をつかみ、前に引っ張る真


その拍子に倒れ、テーブルの角で頭をぶつける真


「うっ」


「大丈夫か、真くん!」


気を失ってしまう真


「真くん、真くん!」


「大丈夫です、気を失っているだけです。少したてば、目覚めるでしょう。」


冷静に言うあやめ


「真さんにも伝えといてください。明日、また来る…と。」


「あと大塚先生、いや、苺、これを機に、"男性恐怖症"を克服しなさい。」


そう言い、帰るあやめ


時刻は午後8時……



………………翌朝………………


「んっ?痛ってー」


目覚める真、どうやら昨日はそのまま寝てしまったらしい


「なんだ、これ?」


テーブルには、いびつな形の玉子焼きと、メモがあった


「朝のジョギングに行ってきます。苺より……か。」


笑みを浮かべる真


「あ、シャワー浴びたい。」


そう言うと、タオルをもって、浴室にいく真


(昨日は、驚いたな。トイレは2個あるのにお風呂は一個しかないなんて)


「はぁ〜〜〜」


深いため息をする真


(これからどうするんだ?ここで…仕事するんだよな?不安だらけだ)


服を脱ぎ、シャワーを浴びる真


(考えなきゃ、あの漫画家の性格は分かった でも……)


ガチャ


「ふぅ〜汗かいた〜」


苺がジョギングから帰ってきた模様……


「シャワア、シャワア!」


脱衣場のドアを勢いよく開ける苺。


湯気が漂う…………目の前には真の姿が……


























まず、宣言を破ってしまったこと、お詫び申し上げます。ごめんなさい(やっぱ、無理だったか)。


第五文いかがだったでしょうか?楽しめたでしょうか?


苺には秘密があったんですね。"男性恐怖症"という。じゃあ、真の前での大塚苺は"本物"なのか……それより、真と苺どうなる!!


ブヒヒヒヒヒッ



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