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第三文 変人 大塚苺

「真さん、また100点採ったのね。さすが、小田巻家長男だわ〜」


そう言って、少年の頭をなでる女性 少年は笑みを浮かべる


「あなたもこっちに来て、褒めてくださいよ〜。」


女性がそう言うと、奥から着物をきた、厳格そうな男性が来る


「そのくらいの事で褒めていたら、小田巻家の跡取りに"ふさわしくない"駄目人間に育ってしまう。」


怖い顔で男性がそう言うと、少年は落ち込み、泣き出しそうになる


「ほら、そうやってすぐ泣く。だから駄目なんだ、血の繋がってないこどもは。」


そう言うと、その言葉が頭にこだまする


「うっ、ううっ……はぁっ。」


目覚める真は、知らない部屋のベットに横たわっていた。


「あ、起きた。」


その声に顔を向けると、


「いや〜すまんすまん。急に溝内をしてしまって。」


手を合わせ、申し訳なさそうな顔の大塚苺


「じゃあ、ここは!」


辺りを見回すと"ベアぷりっ"と書かれたグッズがいっぱいある


「そうだよ、私の部屋だ。君は、気絶したんだよ。まあ、私が溝内をして、気絶した。という方が正しいか。」


気まずそうに答える苺


「そうですか。気絶を。中まで運んでもらって、ありがとうございます。」

(((嘘だろ、溝内で気絶って、なにもんだこの漫画家!)))


相変わらず、ニッコリ笑顔(偽)で礼を言う真


「それはそうと、コミカライズの件で着たんだよね?」


コミカライズの話題に変える苺


「あ、ハイ、編集の方にここまで連れてきてもらって……。」


答える真 だが、目線は"ベアぷりっ"の方へ


「ああ、これか。私はプリンが大好きでね。もちろん、プリンのキャラクターも好きだよ。」


グッズを手に取り、満面の笑顔の苺


「へぇ〜そうなんですか。可愛いですね。」

(((以外とかわいいとこあるじゃん)))


ちょっと、頬を赤くする苺


………………沈黙が続く………………


その間、真はニッコリ、苺はぬいぐるみで顔を隠す


「て、話がそれてしまった。コミカライズのことを話そう。」


うれしかったのか、はずかしかったのか、話をもとに戻す苺


「というかなぜ、私の家に来るんだ?そもそも。ア○なし訪問じゃあるまいし。君はどう思う?」


首をかしげ、真に問う苺


「すみませんが僕にも分かりません。担当の方は、着いたら"一緒に説明する"と言っていたので。」


自分にも分からないと説明する真


「あっ、そうだ、連絡しなくちゃ!」


春蘭に、着いたことを連絡しようとする真


すると、スマホを取り上げられ、


「えっ?」


顔をあげると、スーツを着た、めがねで、ロングヘアーの女性が。


「その説明、わたくしから説明させていただきます。」


そう言うと女性は、自己紹介をした


「わたくし、大塚 苺を担当しております、鈴木 あやめと申します。」


名刺を渡す女性


「28歳、ちなみに彼氏はいませ〜ん。」


………………………………


「余計なことを言わないでください。」


苺に怒るあやめ


「すみませ〜ん」


反省の色がまったくみえない


「ゴホン、きを取り直して、お二人に伝える"大事なこと"を言います。」


冷静さを取り戻し、説明するあやめ


「お二人には、明日から"同棲"してもらいます。」


……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………えっ?……えっ‼


「ええぇ〜〜〜」


二人して驚く真と苺

















さあ、とうとう伝えられた"大事なこと"、それは"同棲すること"。なぜ同棲にしたんだ?どこまで書けばいいんだ?と、自分でも驚いております。


ゴホン、あやめの様に冷静さを取り戻して。


第三文、いかがだったでしょうか?楽しめたでしょうか? 同棲を伝えられた真と苺。この後、"どのような展開になるのか期待"しないでくださいね。


ブヒヒヒッ

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