可愛い可愛い私の宝を紹介します
評価がされているだ・・・と・・・?
思わず自分の目を疑いました。
かなり遅いですが楽しんで読んで頂ければ幸いです。
子供達が起きる気配を感じながら、手早く朝食を仕上げていく。
この世界では基本パンが主食だけど、私はご飯派なので我が家は基本ご飯が多い。
ありがたいことにこの世界でも前世とほぼ同じ植物が生まれてくれたので、日本食も簡単に作れる。
最初に稲を見つけた時は、歓喜のあまり奇声を発してしまった。
「お母さん、私も手伝うわ」
「じゃあ出来あがったおかずをテーブルに運んでくれる?」
「わかったわ」
顔を洗って戻ってきたアンナに配膳を頼む。
アンナは兄弟で一番上になってから、よく家事を手伝ってくれるようになった。
昔はあんなにお転婆だった子が、大きくなって…ぅぅ。
「お母さん、配膳終わっ…なんでハンカチで顔を拭ってるの?」
「いやあのお転婆が成長したなぁって」
「もぉ!いつの話しよ!!もう子供じゃないし、私ももうすぐ成人するのよ」
「ぅぅっごめん」
そうこの世界の人間は16歳で成人なので、今年でアンナも成人なのだ。
成人か…自分があれを決めたとはいえ、やっぱさびしいよぉぉぉぉぉぉ!
ガチャ
「母さんアンナ姉、もうみんな席についてるよ」
「あれガラン、アリス達も連れてきてくれたの?泣かなかった?」
「まだ寝てたから大人しかったし、精霊に頼んで運んで貰ったから」
「ありがとう!そしておはようガラン」
ちゅっ
「おはよう母さん」
ちゅっ
おはようのキスを交わして食堂に移動する。
テーブルには子供達がすでに座って待っていた。
アリス達は赤ちゃんベッドですやすや眠っている。
「おかあさん遅ぉい!お腹すいた!!」
「ごめんねキキョウ、でも朝ご飯の前に挨拶とキスはどうしたの?」
さっきアンナとガランもやったように、我が家では朝と夜の挨拶と頬にキスを習慣付けてる。
「・・・おはよう、お母さん」
ちゅっ
「おはようママ」
ちゅっ
キキョウより近くにいたアーグとタチバナが先に挨拶とキスをしてくれた。
「はいおはようアーグ、タチバナ」
ちゅっちゅっ
「…ほらキキョウも」
「むぅぅぅっアーグ兄ちゃんに言われなくてもちゃんとするわよ!やろうとしていたのにアーグ兄ちゃんが先にしちゃったんでしょ!」
「…ごめん」
「こらっキキョウ!アーグに変に当たらない!!」
ベシっ
「ひゃん!?」
キキョウにお仕置きチョップを落とす。
まったくこの子は……最近ちょっと気に入らないことがあると癇癪を起して他の兄弟達に八つ当たりする様になって。
「アーグにごめんなさいは?」
「…」
手刀を作り、振り上げながら優しくもう一回。
「ご・め・ん・な・さ・い・は?」
「ごめんなさいアーグ兄ちゃん!」
「いいよ…それより早くご飯食べよ?」
「お母さんもキキョウもそれくらいに、ご飯冷めちゃうわよ?」
「腹減った」
「お腹きゅ~って鳴った」
子供達からのご飯コールにより、じゃれあい終了。
「その前にキキョウ?」
「は~い、おはようおかあさん」
ちゅっ
「おはようキキョウ」
ちゅっ
少しバタバタしてしまったがこれが我が家での日常風景だ。
「では、いただきます」
「「「「「いただきます」」」」」
さて、ちょうど家族みんなが揃っているので、私の大切な子供達の紹介しときましょう。
上から年齢順に……
アンナは15歳の女の子で種族は人族。
髪は茶色で腰まである長さで、ウェーブが入っている。
そのままでも可愛いのに、本人は髪が広がるのが嫌だと普段は三つ編にしている。手入れも大変だからストレートが良かったってよく嘆いてる。
目の色は萌黄色で、垂れ目なのがちょっと色っぽい。明るくて弟妹の面倒見がいいし、なによりセクシーな見た目に反した、あのほんわかした笑い方が可愛いとご近所でも大人気。
…体の出る所が出ているからか、下心を持った害虫にも人気なんだけどね……まあ私達が近づけさせないけど!
もうすぐ成人間近だからか最近は特に大人ぶってるけど、私にしてみればまだまだ子供。
はいそこぉ!そりゃそんだけ年取ってればほとんど子供扱いだろって言った奴、後でシメるから。
どれだけ年いってても指摘されたくないんだから!!
あ゛あん?誰だ今世界で一番のババアつったの!?よおし、ちょっと出てこいやごらあああ!
☆少々お待ち下さい☆
ごほんっ次いくわよ、次!
ガランは12歳の男の子で種族は人族。
髪は黒色でサラサラストレートで耳にかからないぐらいの長さ、目も同じ黒色。
男の子だからか特にヘアスタイルを気にせずお手入れもしてないらしいけど…明らかにそこら辺の女性よりも艶やかなサラサラな髪質なんだよね~。
姉妹だけでなく、だいたいの女性からよく嫉妬されてるのを私は知っている(笑)
本が大好きで、自分の部屋も本だらけにしちゃう程。私としては足の踏み場もほとんど無いのでもうちょっと片づけて欲しい…。
この子はクールな性格と目付きがちょっと鋭いから誤解されないか心配だったけど、恐がられるどころかそこがワイルドで格好いい!と、同年代や年下の男(笑)女に慕われている。
……中には新しい扉を開いちゃった子もいるみたい(じゅるり!)
アーグは11歳の男の子で種族は魔族。
髪は銀色のストレートで長さがお尻までありよくポニーテールにしたり結び部分にお団子作ったりしてる。
目の色は桜色よりも薄い薄桜色。
髪があまりにも長いから、邪魔なら切る?と聞いてもこのままが良いって言うから伸ばしっぱなし。
まあ銀髪に限らず、長髪は前世から大好物だし私的には嬉しいから良し!
この子は大人しい性格で口数も多い方ではないけれど、周りを気づかえるとても優しい子だ。
キキョウが癇癪を起しているだけと分かっているから、怒ったりしない。ただ優しすぎて誰かに騙されないか、ちょっと不安。
キキョウは6歳の女の子で種族はハーフエルフ。
髪は金色でウェーブが入っていて肩まであり、目の色は翡翠色。
イタズラ好きで好奇心旺盛で、兄弟一のお転婆娘。最近は注意されたり自分が気に入らないことに対して言うこと聞かなかったり、癇癪を起こすようになった。アンナの時もあったから誰でも子供の時はなることだと思っていたけど、キキョウはちょっとしたことで癇癪を起こすので、そろそろ本格的に怒らないといけないな。
魔族やエルフ、ドワーフやハーフの子達は一定の年齢まで人族と同じように育つので、アーグやキキョウも普通に年齢通りの姿をしている。
タチバナは3歳の男の子で種族は人族。
髪は青色のこれまたサラっサラのストレートで耳にちょっとかかるくらい、目の色は藍色。
この子も生まれつき髪質よくて、自然に天使の輪が出来ている・・・この世の不平等を思い知ったわ。
性格は元気っ子でよく私の後をカルガモのようについてくるんだけど、あの子にママ、ママって呼ばれるとあまりの可愛さに何度悶え死にしそうになったことか!!まあ子供達みんなに対して常に悶え死にしそうになったりしてるんだけどね(笑)
さて残り三人の子供達なんだけど三人一遍に紹介するよ。
アリスにユキにカグヤ、この三人はまだ0歳の赤ちゃんだ。種族は人族。
左から順番に女の子、女の子、男の子で一卵性の三つ子だ。
髪は茶色で目の色はこげ茶色。
まだ言葉も喋れないけど、あと何カ月かしたら出来るでしょう。
只今、乳離れに挑戦中!
この子達が今家に居る愛おしい大切な私の宝だ。
説明が細かすぎ?普通はもっと簡単に説明する?……私の可愛い可愛い子供達を詳しく説明しないでどうする!曖昧にするなど言語道断!むしろもっと一人一人細かく詳しくどこが可愛いのか話した…う゛ん゛ん゛!!失礼、少し熱くなりすぎた。
この子達はそれぞれ出生がワケありだったりするけど、みんなひねくれることなく良い子に育ってくれている。この子達が元から良い子なのと私の教育の賜物かな!(ドヤァ)
あ、言い忘れてたけどこの子達の容姿はアンナとタチバナは普通で、他の子達は極上のイケメンと美少女だ。だけどこの評価はこの世界の基準で…前世の基準で言えばアンナもタチバナもめっちゃ可愛い!
あれだ、よくある二次元の中のモブも素朴だけど可愛い!みたいに世界の普通の基準が数段違うんだ。
そして前世の人達が発狂しそうな事実を一つ………ぶっちゃけこの世界では容姿的ブサイクがかなり少ない。しかも呪われているとか病気や事故で骨格に異常があるとか、怪我を負うとかデブだとか理由があるブサイクばかりだ!
そして医療が発達した今の時代では、ある程度の体の異常は治せるようになったからさらに、少ない!!
…まあ容姿的ブサイクがほとんどいない理由もちゃんとあるんだけど、それを話すとまた長くなるからまた今度ね。
まあ精神的ブサイクは普通に存在するから容姿以外の美的感覚はほとんど一緒かな?
さて子供達の紹介も終わったことだし、私の容姿のことも少し話すか。
ふふふふふ!ここまで読んだ人の中には、私が人化していると勘違いしている人もいることだろう。
だがしかぁし!私は人化などしていなぁい!
ではスライムの姿でどうやって子供達にキスしたりチョップしたり、家事を出来るのか不思議に思うことだろう。
ふはははははははははは!!!ではお応えしよう!
それはだな…私のスライム形態が人型をしているからだ!!(ドヤァァァァ!)
スライムと言えば丸いという先入観から形を変えれても体を餅みたいに伸ばしたり、触手を伸ばすだけだろとか考えてる奴…私の成果を見るがいい!
顔はあえて凹凸を付けず(逆に付けたらホラーだ)つるりとしており、両手は普通に5本指の手で、胸部はあえて男性に近いが女性とも取れるギリギリの絶壁にしている。核はちょうど胸の中心に設置。
肝心の下腹部だが、少しだけ膨らんだスカートのような形状をしている。移動手段が魔法を使わなければ、滑るような移動なので足の形状ではなくスカートにしてみた。
まあつまり……顔の無い青い半透明なマネキンに近い形だと思ってくれればいい。
何故そんなドヤ顔だと?この形状を完成&常に維持するのにそれなりに苦労と時間をかけたからだ!
生まれたばかりの頃、やることないし時間はたっぷりあったから色々自分の体で実験をしたりしてたんだよ。そして今その成果を自慢出来て余は大満足じゃ!!
と話している間にみんなご飯食べ終えたみたい。
私も手は動かしていたので早めに食べ終えて、アリス達のご飯もあげ終えている。
複数のことをする時は、スライムって便利だよ?だってその分手を伸ばせばいいんだから。
ではみなさん御一緒に…
「ごちそうさまでした」
「「「「「ごちそうさまでした」」」」」