第18話:進む
時間の都合上、普段の10分の1程度です。
つなぎ程度に考えてください。
本当にすいません。次回はその分火山での戦いと戻ってきてからのお話をまとめて行います。
フラグって折れることがほとんどないなぁと思う、今日この頃。
俺は今、例のBランク冒険者に絡まれています(泣)
「で、何で私に事情を求めるのですか? エリラから聞いたのでは?」
「とぼけるんじゃねぇよ! 何でエリラがお前に負けてるんだよ!」
「いや、実力の差でしょう?」
「まて、その前に何故ソラの魔法が出なかったのかを調べるべきだぞウィズ」
「それも知りませんよ。不発なのでは?」
別に不発自体は珍しくないしな。創造しきれなかったら発動しきれないし。まあ俺の場合は無詠唱があるので魔力切れ以外ではほとんどありえないけどな。
「ソラが使おうとした魔法は今まで何百回と使ってきた魔法だ、連続で失敗などまずありえん」
「そんなこと知りませんよ」
ああ、早く火山にいきてぇのに、よしここは強行突破だ。
「さて、これ以上時間は取りたくないので仕事に行かせてもらいます」
「まて! こっちの話は終わってないぞ!」
「うるさいですね、これ以上、私たちのことを止めるなら」
そういうと、俺は一瞬でウィズと言われていた女性の後ろに立ち、首筋にに刀を当てる。もちろん魔法は使っていない。純粋な機動力で移動したのだ。さすがのBランクでもこの動きにはついていけれないようだな。
「なっ、お前何故」
「うるせぇ、話しならあとで聞きますから先に行かせてください」
暑くもないのにウィズの背中に汗が流れる。本能的に感じ取ったのか黙って頷いた。
「では、私はこれにて、エリラ行くぞ」
「え、ええ。ごめんねかえってゆっくり話すから」
エリラは一言だけ伝えると俺の後をついてきた。後には3人の呆然としている姿だけが残ったのだ。
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