使い捨てコンタクト、つよつよ!!!
どうも、どうもどうも。
日常生活において、使い捨てコンタクトとめがねを併用しているものです。
本日は、思いがけず使い捨てコンタクトの強さを知ってしまったお話をしてみようと思います。よろしければお付き合いくださいな。
私はもともとハードコンタクトレンズ愛用者でして、そのデビューは今からずいぶん昔の高校一年生の春です。
昔は激安店やマンスリープランなんてものはなくて、一枚二万円くらいして、めちゃめちゃ高価な代物でした。だって、買った次の日に落としたら二万がパアなんですよ?しかもすぐに新しいのが買えないし…。
絶対に落とすな、大切に使え、落としたら見つかるまで探せといわれて、慎重に慎重にすごしていたんですけどね。大雨の降る日に、雨が目に入って落としてしまいましてねえ…。
自転車通学だった私は、警報級の土砂降りの中、分厚いカッパを着込んだ状態で、片方見えない目で一生懸命あたりを探して、通りかかった同級生や近所の人も一緒に探してくれたのに見つからず、家に帰ったら遅すぎる何をやっていたと怒鳴られ(門限が6時だったのに7時過ぎに帰宅した)、コンタクトを探していたと言ったらそんなもんすぐにあきらめて帰って来るのが普通だろうこのあほんだらてめえにやる飯はないホントバカだねえあんたはどうしようもないねえ以下延々みたいな流れがあったりしましてですね。
その一件以来、伊達めがねをキッチリ着用するようになり、雨の日はコンタクトをはずしてめがねをかけて自転車に乗るようになりましてね。
まあ、努力のかいあって、以降落とすことは一度もなかったんですよ。
そうこうしているうちにいわゆる破損紛失保障・度数変化時の交換システムが始まり、若干不安な部分が解消されるようになりましてですね。ばっちり入会したんですけど、結局度数変化による交換はしたものの紛失や破損による交換は一度もしないまま…長く愛用することになったんです。
保障があるとはいえ、プールや海なんかに行くときはめがねで行くしかなくて、非常に不便ではありました。万が一落としてしまったら…と言う気持ちがあって、思い切りがつかなかったんですよね。落としてしまったら予備はないので、見えないまま移動しなきゃいけないし。
で…、そうこうしているうちに、使い捨てコンタクトレンズがずいぶん市場に出回るようになってきましてですね。
目玉をつまんではがすというアクションに若干恐怖心を抱きつつも、バリクソ高い一枚をちまちま遣い続けねばならない重圧から逃れられるという開放感がたまらなく魅力的でしてですね。
ワンデータイプの使い捨てコンタクトに乗り換えたんですよね!!!
これがもう、便利すぎて!!
洗ったり保存しなくていいから楽!!
基本的に張り付いてて落ちないけど万が一落としても予備がある!
海やプールでも水中で眼を開かない限り落っこちない!
目玉が痛くない!
※ハードコンタクトは涙まみれの目玉に乗っかっているだけなので視線にあわせてレンズが動くため擦れて痛い
一度使ってみると、もうハードレンズには戻れないレベルで気に入ってしまいましてねえ。以降、長きに渡ってワンデータイプのコンタクトレンズを愛用していたわけなのですけれども。
……アレは、まだ花粉が猛威を振るっていた三月のことです。
私は、いつものように洗面所で手を洗い、目玉に張り付いているレンズをつまんで…はがしたんですよ。いつものように、すぐ横にあるゴミ箱に、捨てましてですね。
で、めがねをかけて、家事に没頭し、お風呂にはいって、ぐっすり寝て、いつも通り五時に目が覚めて、顔を洗いに洗面所に行ったらですよ。
……うん?
なんか、鏡に…汚れが。
………。
げえ!!!!!!!
鏡の真ん中らへんに……使い捨てコンタクトレンズがぺったんこになって貼りついとるがな!!!
どうやら、勢いあまったレンズが指先から吹っ飛んで、鏡にくっついたらしいんですよね。捨てるときは裸眼でポイッとやる感じなので、ぜんぜん気がつきませんでしたよ…。
でもって、私はレンズをはずしたあと、手を拭いたタオルで鏡を拭くという癖がついておりましてですね。ちょうどいい感じに圧着?されたのか、空気一つ入らずに密着したみたいでしてね……。
ま~、がっつりばっちりきっちりぴったりしっかりくっついてて、取れないのなんのって!!!
爪でばりょばりょやってもまったく剥がれず、水を塗ってみても剥がれず、しばらく水を含ませたパフをくっつけといて柔らかくしたものの、やけに往生際が悪い感じでくっつき残ってて、非常に取るのが、取りきるのが大変でした……。
使い捨てコンタクトのド根性を目の当たりにして、正直ビビリ散らかしましたです、ハイ……。
ということで、使い捨てコンタクトをお使いのみなさま方。
つるつるとしたガラス面に貼り付けたら大変なことになることが予想されますので、十分お気をつけくださいねという、お話でした……。