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男の娘、皇太子を産む。  作者: コマタ
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74甘えっ娘。

 「グスッ、ウゥゥ、ワ~ン、エ~ン、ヒック、ヒック!」


 困った...。マコトが、泣き止まない。


 「ウワ~ン、ヒック、グスグスン!」


 どうしたら、いいんじゃー!


 「マレト...。」


 「んっ、どうした?」


 何だ、何だろう?


 「んとね、...やっぱ何でもない。」


 何、何?


 「マコト、ゴメンな。でも、ありがとう。」


 「ウゥゥ、グスッ、ウワ~ン!」


 又、泣いてしまった。




 「秋人君、おかえりなさい。」


 「ただいま、瑠亜。んー、やっぱりここがイチバンだな。」


 瑠亜を抱きしめて、口づけをする。


 目をそっと閉じて、もたれかかる瑠亜。


 「行こう、私も家族が欲しくなった。瑠亜、もう離さないからな。」


 「秋人...、連れてって。」




 「ちょっといいかしら、入るわよ。」


 郁恵先生が、病室に来た。


 「先生、どうしましょう?」


 「マコ、何で泣いてるの?せっかく、希人君が無事に帰って来たんでしょ。」


 「ウゥゥ、ウエーン、ウワ~ン!」


 「ダメね、コレ。マコ、もうお母さんでしょ。舞香に、笑われるわよ。」


 「エヘッ、エヘヘ。」


 「気持ち悪いわよ、マコ。泣きながら、笑わないの!」


 「ウワ~ン、ワ~ン、ヮ~ン!」


 「ムリ!希人君、お願いね。」


 「郁恵先生、行かないで...。」




 二人きりになると、何をしていいのかわからない。


 俺は、ベッドに上がりそっとマコトを抱きしめる。


 「マレト、どこにも行かないで。ずっと、...。ううん、ゴメンね。もう、わがまま言わない。」


 「悪いな、俺もずっとそばにいたいんだ。俺は、お前なしでは生きていけない。今までも、これからもだ。泣きたいなら、泣け。ただし、俺の前でだけだ。」


 「フェ~ン、愛してる。ボク、何でもするから捨てないで。」


 何が、あったのだろう?俺が、マコトを捨てる訳ない。


 逆は、あっても。




 「マコト、父上と会えたんだろう。どうだった、怖くなかったかい?」


 俺の印象は、思念だけだがかなり威圧感が拭えなかった。


 「うん、正確には人間じゃないしこの世の人じゃないから...。でも、面白い人だった。ずっと、見守ってくれるって。あんましつこくしないでって言ったら、落ち込んでた。」


 「面白い...?まぁ、よかったな。舞香にも、会わせてやりたいな。」


 「その、うちね。あの人、調子に乗っちゃうから。」


 「マコト、体調はどうだ?」


 「あんまり、良くない。朝まで、ずっと抱っこして!」


 めっちゃ、甘えてくるやん。


 やべー、もう我慢できん!


 マコトに口づけしながら、おっぱいをモフる。


 「ちょっと、マレト...。」


 ヤバい、やり過ぎた。


 とりあえず、抱っこと!


 「マコト、俺のマコト。」




 「わー、やっぱり広いわね。」


 兄さん達が帰れないので、掃除がてらタワマンの鍵を借りて来た。


 お寿司を出前で頼んで、久しぶりに和食を楽しむ。


 瑠亜とお風呂に入ると、背中をペタペタ触ってくる。


 「どうした、瑠亜?」


 「何か、大きくなったわね。あたしの事、守ってね。」


 そのまま瑠亜を抱き上げて、湯船に浸かる。


 引き締まっているが、弾力があって女性らしい身体だ。


 見るほどに美形だし、何故私を好いてくれるのだろう?


 「何があってもあたしは、秋人の味方だからね。」


 「あぁ、瑠亜は私の宝だ。飾っては、置けないけどな。好きだよ、瑠亜...。」




 朝早く病室を舞香を抱いた美世と、郁恵がやってくる。


 「いつまで、寝てるの!舞香が、お腹空かせてるわよ。」


 ゴトッ、グキッ!


 ベッドから転げ落ちる、希人。


 「あらら、ごめんなさい。」


 「勘弁してくださいよ、美世さん。」


 俺の扱い雑だよな、美世さん。


 半目でぼぅーとしてる、真の乳房をしごく郁恵。


 「ヒャイ!」


 舞香に、授乳させる。


 「希人君も、飲みたいの?」


 「イヤ、エッヘヘ。」


 「私の、飲む?昔、たまにあげてたのよ。」


 何の、カミングアウトだよ。ロリ祖母!  


 「はー、大丈夫っす......。」






 

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