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JUDGEMENT  作者: さいぞう
A Conclusion
13/13

終話

こんな話を聞いた事があるだろう。


魂を好んで集めている悪魔を。



色んな心の魂を、捕らえて眺める。

ただそれだけのな。


正確には、それだけではないがな。



そいつは、魔界の副王。

お前も、もうすでに会っている。












私は、悪魔なんか見た事はないわ!

汚らわしい話はやめて!












お前は、プロテスタントか?

ハハハ。


一丁前の教養だけの馬鹿は、久しぶりだ。




だが…

もうこれ以上はつまらないな。





必ず殺すと、言っただろう?



もう、腹の中では理解しているようだ。


では…

お前の魂を貰おう。


自己紹介がおくれた。





私は、魔界の副王。


ベルゼブブ。






理解した…か?


私の…存在に…理由を付け加えられたら…


お前の…勝ち…だ…






だが…お前にその…才能はな…い。



その最期まで…理解…を…示せ……人間…




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