全力疾走
幼少の頃は運動が苦手だった。小学校の全員参加のリレーの時は、私と一緒のチームになれば負けると言われた程に。しかし競争をしない今では、スポーツは何にでも挑戦し、身体を鍛えるためにジムへも通っている。
最近、全力疾走をしてないと感じた。走り終えた後のあの爽快感を感じていない。日課であるウォーキングをしながら、そう気が付いた。会社では座っている時が短く、常にバタバタしているが、せいぜい小走り程度である。
全力疾走は疲れるし汗もでる。しかし、走った後の爽快感が抜群だ。山頂に着いた。バドミントンやテニスの試合に勝った。スノーボードで、一度も転げずに山から降りられた。いつもより長く泳げた。達成感と爽快感を同時に感じる。
今年から来年にかけて、趣味のスポーツとは別に、富士山に登る事とフルマラソンの参加を目標に掲げ、爽快感を全身で味わえる全力疾走をしようと目論んでいる。それらの目標を徐々に達成しながら、たとえ周囲からは遅いと思われても、マイペースに全力疾走していきたい。