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どうか! 私に頼ってほしい彼。

作者: 七瀬




今、付き合っている彼とは、、、?

凄く気が合うし、私らしくいれる存在。


彼は優しく、どんな事でも私を受け入れてくれるの、、、!

19歳も年上だからなのか、、、?


私が何を言っても何をしても、怒らない彼。




私の名前は 『細野 美羽』22歳、化粧品関係の仕事をしている。

彼の名前は 『倉持 昇司』41歳、私の職場の上司だった。



今は彼が、独立して自分の会社を立ち上げて働いている。


私より大人な彼は、私には不釣り合いなのかと思う時が多々あるの...。

見た目も中身も、大人な彼が私より年上の女性と二人でいるだけで

不安が私に襲いかかる...。


『私より、、、あの女性の方が彼とお似合いだよね!』


・・・とふと思ってしまう。



ある日、、、。

彼は、仕事で悩んでいたのか、、、?


私が彼の家に仕事が終わって寄ったら、、、?

部屋の中は、真っ暗で彼は1人でポッンとソファーに座っていた...。


私が電気をつけて彼にこう言うと、、、?


『どうしたの? 部屋真っ暗だよ! 何かあったの、、、!?』

『・・・あぁ、ごめんごめん、寝てたよ! 美羽は何にも心配しなくて

いいんだからね!』

『・・・昇司さん、』



私が、どんなに彼を心配しても、、、。

彼は、すべて自分で解決してしまう......。


彼が私に悩み事を相談する事は一切ないの、、、!


私と一緒に居て、彼は幸せなのかな、、、?

そんな風に思えて仕方がない、、、!



・・・でも、そんな事彼に直接聞けないし、、、。



歳の差があるから、、、?

話がかみ合わない時もあるのだけど、、、。

私は、やっぱり彼がすき! 大好き!!!


彼は、私をどう思っているのか、、、?

・・・怖いけど、彼の本当の気持ちを知りたい!!!




私は勇気を振り絞って彼に聞いてみた、、、?


『ねえ? 昇司さん、』

『うん?』

『昇司さんは、私のことすき?』

『えぇ!? 急にどうした、、、?』

『私は、昇司さんのことがすきだよ!』

『僕も美羽の事、好きだよ!』

『正直に言うとね! 私、怖いんだ! 昇司さんはグンと年上で私は子供だし!

ちゃんと恋愛対象として見てもらえてるのかなって、、、? いつも不安なん

だよ! それに何でも、昇司さんは自分で解決するから、私が傍に居ても何も

力になってあげれる事ってないのかなって、、、だから!』

『ごめんね美羽、まさか、美羽がそんな風に考えてくれていたなんて! 思って

もみなかったから、少しビックリしたけど、、、嬉しいよ! やっぱり僕は

キミを選んでよかったんだと思ったよ! これからも僕の傍にいてほしい!』

『・・・えぇ!? いいの?』

『あぁ! 勿論だよ! 是非、そうしてほしい!!!』

『ううん!』




・・・私は彼と、心がすれ違っているのかと思っていたけど、、、?

彼は、ちゃんと私の事を見てくれていた。


どうしても、、、?

歳の差の事を考え過ぎて、不安になっていたのは私だけだったのかも

しれないと感じたの、、、!


もっと、これからは彼とたくさん話して心の溝を埋めていこう。

彼なら、私のことを必ず分かってくれるから。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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