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高校生エレクトローター  作者: tatuyaTV
6/22

6話 能力(スキル)

テスト勉強中

『広翔さんが所持している能力(スキル)ってなんですか?』


鈴葉が興味深そうに聞いてきた。目が輝いている。


「大したもんじないよ。」


広翔は謙虚な言葉で語った。

そしてテーブルの真ん中に軽くてを差し伸べる。



・・・


すると手が強く激しく青光(フラッシュ)をだした。

バチバチと音を発しながら青く真空放電をしている。

でも広翔の表情は変わらず、冷静に能力行使をしていた。

二人の目線は俺の手に集まっている。


「そう、これが俺の能力。電撃使い(エレクトローター)だよ。」



二人の目の輝きはとまってはいなかった。時間が止まっているように。

軽く能力を見せただけなのだが…


〔すご〜い!! 綺麗だね、ひろと!〕


(もう呼び捨てか…… まぁいいんだが…)

朝の杏里といい、こいつ(エレナ)といい、呼び捨てが流行っているのか。それとも俺が硬派だから違和感を感じやすいのか。

このような軽い世界には俺はついていけてないのか………




この能力を綺麗と言ってくれた者は初めてであった。

昔はこの能力は自分が嫌っていた。

この能力は……






〔ひろとはどこ中?〕(どこの中学校?)


またまたエレナの質問だ。

質問に答えていた広翔はだが、この質問は広翔にとって嫌だった…



少し間をおき、答えようとした瞬間、



ーピロンー


と3人のSCDが鳴った。



SCDには入学式の15分前通知が届いていた。



質問の内容を無理やり消滅させるように席を立った。


「さ、行こうか。」


すぐコーヒーのカップをかたずけた。








・・・・・









〔うわーー すごい人数だね〕


エレナは見上げてそう言った。

ガイダンスルームにはもう1年生がずらーと並んで座っていた。

全て新入生、確かにすごい量の人数だ。


この学校は日本の中でもトップクラスの学校だからであるが、悪い言い方をすれば対技戦や能力行使での事故で使えなくなった生徒を埋めるための人数なのである。

実力主義。この経済が生み出した形である。




当校のガイダンスルームは一般と異なり、体育館のように校舎から切り離されていて、集会や議論会などで使われるルームである。

前にはステージがあってその他は椅子が備わっている構造をしている。

ステージには巨大なモニターが設置され、こうゆう入学式などでしか使われていない。




1年だけでもそのルーム全体を覆っている。

制服の黄緑色で綺麗にみえる。

男も女も上は同じ制服なため、男女の見分けがつきにくい。

違いは女は短めのスカート。

男は普通のズボンだ。



〔ひろと、鈴葉、どこに座る?〕


もう友達扱いだ。この女はどれだけコミュニケーション能力に長けているのだろう。


「別に俺はどこでも。」


棒読みで返した。




『あ、あそこ空いてるよ。 』


鈴葉は奥の席を指差して言った。

前も空いていたのだが後ろのほうが良かったのだろう。

無論、入学式で前に座るメリットはないから目立ちにくい後ろのほうが良い。


〔よし、じゃああそこでいーか。〕


とエレナも便乗した。




・・・・


入学式。



「静粛に!!」



会場は静かな空気に包まれ、それなりの入学式の雰囲気になった。



「これから第24回、新入生 入学式を開式します。」


ーパチパチパチー(拍手)ー




・・・




「新入生答辞、川島 めい。」


と司会にコールされると、見覚えある女の子が出てきた。

黒髪のストレート。




(あれは…朝の…)


朝のひったくりを追いかけていた女であった。

さっきは無理に避けてしまった。

あの《黒の腕章》 を肩に着けていたこの女は苦手だと感知したからだ。




ステージの前でたんたんと演説をしている。



(どっかで聞いたことあるような声だが…)




何故かこの声に聞き覚えがあった。


姿には見覚えがなかった。

ただの勘違いだろう。


そんなことを考える自分がバカバカしく思えた広翔は咳払いをした。


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