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高校生エレクトローター  作者: tatuyaTV
4/22

4話 天然女

三話続けての投稿です。

筋トレ終了。

それは緑の女制服。科学技術高校の制服だった。



「これ、お前の?」

広翔は地面に横たわっている男からピンクの鞄を取って

冗談を言うように言った。


科学技術高校の生徒なら、このような派手な(バック)は禁止されているはずだ。

通常の学校では(バック)の色は《白・青・赤・黄色》と規定で厳しく守られていて、学校ごとに微妙に色や、デザインが違っている。75校もあるこの学生エリアで間違えがないように、という事であろう。


普通なら彼女のものでないはずだが一応と、聞いてみていた。



『ありがと。 でも違うわよ、商店街にいたおばあちゃんのものよ。』

渡したが、やはり違っていたようだ。


その女の子の声は坦々とした喋り方をしている。見た目は長髪で黒髪で、キッパリした感じだった。

言葉で言えば、彼女には "しっかりした学級委員” がお似合いだろう。と広翔は思った。



「そう…」

少し苦手なタイプに感じたが、それよりも広翔は彼女が着けている左肩の黒い腕章が気になってしょうがなかった。



(あれは…)



心の中で思ったが口には出さずに

「じゃあね。」

とすぐにキッパリと別れの言葉を告げ、

こちらを見つめている彼女を無理やり断ち切って行こうとした。

このままここにいると面倒くさく話かけられそうだったからだ。




彼女は何か話したさそうだったが、キッパリ切ってしまった。

広翔は少し悪いことをしたような雰囲気になった。






・・・






桜の花びらが蝶のように飛んでいる。



科学技術国立高等学校。門にはそう書いてあった。

横には「入学式」と書かれた電光盤が置いてある。


今日は入学式。これからこの巨大な国立学校に入ることになったのだ。




「どう?この学校広いでしょ?」

ウェルカム清心満載の姉。


とても広いと聞いていたが 確かに広い。 広すぎる。








〜この学校の説明〜



この学校は学園エリアのなかで3番目の大きさがあり、面積は約1キロメートルもある巨大な学校である。

校舎は5つA棟ーE棟までの校舎が設置されている。

A棟・B棟は学年別で主にクラスルーム。

C棟はいろいろな特別学科を含む専門科ルーム・図書室。

D棟は購買部・カフェ・レストランが存在感し、

G棟はほとんどが能力・実技ルームとなっている。


能力・実技ルームとは能力診断(スキルテスト)や、特に対技戦・能力(スキル)アップの練習に使われる。

能力に応じて分かれており、対人 能力(スキル)だったら実戦ルーム・念力 能力(スキル)などは実技ルームになる。

なので沢山のルームが設置してあり、G棟はほとんどが能力系のルームになっている。



一棟一棟が広いため、移動に時間はかかるものだが、能力専門系学校の中ではトップの広さと充実性を持っているだろう。

この学校は戦技士(スパルタント)の配属や、能力技師(スキルエンジニア)の配属が主な、目当てとし、能力向上に徹している。




現状、

もちろん能力向上に徹しているのはここだけではない。全ての学校が「能力向上のため」という力に染まっているのである。

実力主義。

学園エリアだけではない。

これが世の中の()になっているのも現実であった。

超能力が使えないものは敗者・使えるものは勝者というように、差別・断裂してしまっている。

イコール、いくら努力しても才能がある奴だけしか世の中に溶け込めない、無能力者の就職率は低くなり、テロリストの増加・チームの結団が多くなって不安定な社会になっているということだ。

だから学校で能力向上の時間割(カリキュラム)が増えている。


科学技術国立高等学校はそういうところはとても充実している。







・・・




「私たちはもう行くから、校舎のなか見回ったら?」

と加奈は言ってくれたが、言われずとも行く予定であった。

いった通り、広翔は高校見学に来てないため学校の中身を全く知らない。

色々と興味がある。



杏里はつけたしで、

「広いから気をつけてね」

と笑顔でお世話臭く言ってきた。



「あたしなんか迷ったこともあったんだから」



・・・俺に注意深く呼びかけるように言っているっぽいが…




(こいつ…本物だ…)

感想などバンバン待ってマース。

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