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俺+UFO=崩壊世界   作者: にゃほにゃほタマ爪
第二章 荒野を駆ける日々
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ベース・ウォーカー



「山の様にデカイ無人兵器ですか。ラビィが持つデーターベースには陸、海、空、宇のカテゴリー別に無人兵器の記録があります。しかし、その中で空、宇には『山の様にデカイ』との条件に該当する無人兵器は存在していません。陸、海で検索するとおよそ三種類のデータが該当します。大型、超弩級、戦略級、この三種が基本『山の様にデカイ』との条件に一致しますね」



陸、海、空、まではいいとしても『宇』まで出ちゃったよ。

そんなんスパ○ボの表記でしか見た事なかったわ。



「その三種類のそれぞれの違いは何だ? 戦闘力の差?」


「いえ、正確には大きさによる分類で分けられております。が、その大きさに比例して戦闘力も向上しておりますので、沿矢様の認識でも間違いではないかもしれませんね」


「ふーむ……。大きさによる分類って言うけど、正確に言うとどう分けられてるんだ?」


「大型は全長百メートルを越す機種、超弩級は全長三百メートルを越す機種、戦略級は全長五百メートルを越す機種です」



オイオイ、ゴ○ラを軽く凌駕してるってどういう事だよ。

そんなのがうろついてる危険性があるのか? だとしたら大事だぞ……。



「そ、そんな恐ろしいもんが前世界では使われてたのか? もうむちゃくちゃだな……」


「はい。ですが、これ等の機種が担った役割は移動式の前線基地、並びに補給基地としての意味合いが強く、最前線に立つ事はまずありませんでした。そもそも、これ等が建造された大きな理由としては、人の手を借りずに無人兵器の移送、補給、整備、回収を可能にする事が目的でしたから」


「んぁ? どういう事?」



てっきり最前線で暴れる殲滅兵器とでも思ったが、そうじゃないのか?

ラビィは此方の疑問を直ぐに解消すべく、スラスラと迷いなく言葉を紡いでいく。



「前世界では、戦争行為は全て無人兵器が担う様にすべきとの主張が全世界で急速に拡大していました。機械による代理戦争は人員コストに掛かる衣住食の全ての負担を帳消しにできるだけではなく、兵士が死亡した時の手当てやメディアの批判も無くす事ができます。ですが、幾ら無人兵器とて戦場にただ投入すればいいだけと言う物ではありません。戦闘後の補給、修理や整備、ウィルス検査、そう言った細かい部分での作業を行うにはまだ人の方が適任であり、何よりも安易でした。ですから、それ等を行う為に設営された前線基地が戦争の行方を左右する生命線となったのは必然的でもあったのです」


「あぁ……。結局、そういう場所が集中的に狙われたもんだから、死者も結構出たのか」



本末転倒だな。

まぁ、前線で人間がドンパチやるよりかは損失も少ないんだろうが。



「それをどうにか改善しようと立案されたのが前線基地の徹底的な無人化です。しかし、完璧に無人化した施設を運営するには高性能なAIを複数使う必要があり、尚且つそのAIが簡単に無力化されない様にする為の戦力が必要。ならばと生み出された計画が、前線基地自体を兵器化しようと試みた『ベース・ウォーカー計画』です」



とんでもない計画だな。

一文字だけ変えたら某M○Sに出てきた計画と被っちゃうよ。



「まず試作機として製造され戦場に姿を現したのが、後に各国が模範とした『ムース型』です。全長は121メートルと当時に存在した無人兵器の数倍の大きさを誇りつつも、ホバー移動で機動力を損なわずに各地を容易に移動できました。一度に搭載、整備できる数はそれ程ではありませんでしたが、それでも各国が受けた衝撃は凄まじい物でした。なんせ完全な無人化に成功しただけではなく、反撃も可能であり、尚且つ陸上を移動する基地と言う存在はまさに当時として誰もが求めていた物でしたから」


「とんでもないな……。しかし、そんな移動要塞みたいな兵器が存在してるってのは理解できた。……じゃあ、トテさんが見たのはその三種類の内のどれかだったのか」



俺が呟く様にそう言うと、ラビィが少し驚いた様に瞼を瞬かせた。



「この付近で目撃されたベース・ウォーカーが居るのですか?」


「あぁ、此処から南の地点で移動してたベース・ウォーカーらしき物を見たって人が居たよ。とは言っても信憑性が今一ハッキリしないんだよな。けど、それが目撃されたと同時期にブクスへ定期的に訪れていた商人も来なくなってる。恐らくそれに襲われたか、遭遇する危険性を避ける為に荒野に出なくなったか……状況証拠的に言うならば、まぁ有り得る可能性だと思う」


「……拙いですね。ベース・ウォーカに遭遇した場合、今の戦力では対処できません。ベース・ウォーカーが持つ戦闘力も驚異的ではありますが、何よりも内部に収容された無人兵器や、それを護衛する無人兵器が複数で存在してる可能性が極めて高いですから」



これは困った事になった。

とりあえず、俺と藤宮さんが集めた情報をカークスさんに話しておく必要があるな。


そう考えた直後、タイミングよくカークスさんも集落の中から出てきた。

俺は早速彼に小走りで駆け寄り、大手を振りながら声を掛ける。



「カークスさん!! 少しいいですか?」


「……ふむ? なにやら焦っている様だね。どうかしたのかい?」



一目見ただけで俺の状態を看破する辺り、彼も油断なら無い人物だ。

とは言え、別に隠すつもりは一切無かったけども。



「はい、実はさっき藤宮さんと集落で情報を集めてきたんです。それで……」



そのまま先程に聞いた情報を正確にカークスさんに伝え、反応を伺う。

色々とあやふやな情報だとは思うが、もしもベース・ウォーカーが本当に南の地でうろついていたとしたら危険極まりない。


彼は全てを聞き終えると右手で顎を擦り、唸り声を漏らす。



「……参った、もしそれが本当だとしたら私達では手に負えないな……。種類にもよるが、基本としてベース・ウォーカーは組合所に所属する使える人員の大多数を動員し、ようやく戦えるかどうかという相手なんだ」


「えぇ!? とんでもなくやばい相手じゃないですか!!」


「うむ。ムース型やキャリアー型なら辛うじて組合所に所属する者達でも撃破は可能だろう。が、ムース型はベース・ウォーカー種の初期型だから、あまり見かけない。そしてそれ以上になってくると軍に協力を要請する必要がある。アライアンスが発令されれば、軍と合同で大規模な狩りが始まるだろうな」


「アライアンス……ですか?」


「あぁ、偶にあるんだよ。群れを構成して進撃してくる無人兵器の撃退や、今回の様なベース・ウォーカー種の接近を探知した場合は軍と協力して事に当たる。しかし……ベース・ウォーカーか。キャリアー型なら以前に紅姫が単独で狩ったとの噂もあるんだが……」



キリエさんが狩った? は? キャリアー型を? 組合所の人員を全て動員してようやく倒せる様な相手を? 僕はそんな危険人物の友人であるノーラさんを瀕死に追いやった訳で……。


予期せぬ衝撃の事実を聞き、思わず目の前が真っ暗になって所持金の半分を失いそうですわ。



「しかし、まだ確定した情報じゃないからな。ベース・ウォーカーを目撃したのは一人だけなんだろう?」


「えぇ、だからこうしてカークスさんに判断を聞きにきた次第でもあります。どうしましょうか……」


「……今はまだ組合所に報告できる段階ではないな。ベース・ウォーカーの機種も判別できてないし、そもそも存在を確信できる証言や証拠も無い。これからまだ南進する訳だし、道中にある他の集落でもっと情報を集める必要があるだろう」


「そうですか、分かりました。……隊商の人達にはベース・ウォーカーの事は伝えるんですか?」


「木津君には悪いが、それはまだ早急だと私は思う。悪戯に不安を煽って精神的疲労を負わせる訳にもいかないからな。ただでさえ、彼等はキスクから出発して既に三週間もの旅路を続けているんだ」



ふむ、そこ等辺の判断の有無は素直にカークスさんに従うしかない。

俺だって大げさに騒ぎ立てて狼少年になりたくしな。

だから一緒に情報を集めた藤宮さんにも話さず、今回の作戦の指揮を執るカークスさんへ先に伝えたのだ。


今の所、ベース・ウォーカーが居るかもしれないと知っているのは、俺とラビィとカークスさんのみである。



「まぁ、そう心配しなくてもいいさ。ベース・ウォーカーが本当に居るとしても、ヤウラとバハラに挟まれている形の筈だ。いざとなれば、バハラに所属する同業者と協力するかもしれない。そうなれば比較的楽に排除できるだろう」


「あっ、そうですね。何もヤウラが単独で排除する必要も無いのか」


「そうだ。まぁ、ベース・ウォーカーの様な大物を仕留められたら一週間はプラントをフル稼働できる。だから都市としては是非とも独り占めしたい獲物でもあるんだがな。ハハハ!」



他の街の同業者かぁ。

ヤウラでは俺や弓さんみたいな歳の子は徴兵であんまり居ないらしいが、他都市だとどうだろうな。

そもそも徴兵されていなかったとしても、こんな危険な職に就こうとはしないのかな。



「とりあえず、有意義な情報を集めてきてくれて助かったよ。暫くしたら先程撃破した水蜘蛛型のパーツ分配なんかはするが、その後は自由だ。ゆっくり休んでくれ」


「はい。それでは、これで失礼します」



とりあえず、今日は結構疲れてしまった。

昼食を食ったらテントの中で休憩してよっと……。






▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼






――――P……P……P……。



病室に流れる電信音のリズムに合わせ、赤毛の女性が右手に持ったナイフを回転させる。

そんな彼女のその透き通る蒼い視線は、ベッドの上で眠り続ける人物に合わせたままであった。



「はぁ……」



しかし、キリエ・ラドホルトは突如として小さく息を零し、手に持っていたナイフを近くの壁に向かって極自然な動作で投げた。


一見すると、彼女がこの退屈な状況に癇癪を起こしたかの様にも見えるだろう。

だが、それは間違いだ。


何故なら、彼女が投げたナイフは"空中"で停止している。

そして、次にその空間に浮かび上がったのは赤い液体だ。



「ば、化けも……の、がっ」



小さく毒吐く声が聞こえ、病室の中に誰かが倒れこむ様な音がする。

否、"様な"ではない。

今の一連の流れは、キリエがノーラを狙ってきた刺客を仕留めた場面なのだ。



「……死に際の捨て台詞か。"質"が下がってきたなぁ」



優秀な工作員なら、今の様に言葉を発しない。

様々な状況で感情を制御できてこそ一流の証。

それは例え――死ぬ間際であったとしてもだ。


つまりこうして言葉を発したと言う事はだ。

それはミシヅが送ってきた暗殺者、もしくは工作員のレベルが低下しているのだ。


キリエはノーラの枕元にあるナースコールを押し、欠伸をしながらナイフを死体から抜き取った。

と、それと同時に工作員の姿が徐々に露になり始める。装着者の心拍停止により、光学迷彩スーツが機能を解除したのだ。



「ラドホルトさん。どうし……! あぁ、またですか……」



ナースステーションに連絡が入り、急いで病室に駆けつけた年配のナースが床に倒れこむ工作員を見つけ、そのままウンザリとした様子で溜め息を零す。



「ごめんね~。お片づけよろしくっ」



キリエはへらへらとした笑みを浮かべ、片手を上げて気楽そうに言う。


まるで玩具の片づけを親に頼む子供の様な態度だが、実際には死体の処理を任せているのだから任された方は堪った物ではない。



「それで……この方はどうやって入ってきたんですか? 窓は……開いてないし、割れてもいない。天井も……パネルは外れてないですね」



そう言って各所を調べるナースの姿が、今までどの様にしてこの部屋に襲撃者が訪れたのかを物語っている。



「さっきの検診で医者が入って来たのと同時に踏み込んできたんだよ。あんまり部屋を荒らしたくないから仕掛けてきたと同時に仕留めようと思ってたら、コイツ二時間も壁際で粘って大変だったよ~……」



ナイフに付いた血を拭き取りながらキリエは愚痴った。


最初こそ少しは手間取る相手もいたのだが、今では明らかに格下が刺客として送り込まれてきている。ミシヅの人員も限界が近いと言う証なのだろうが、装備だけは一端の物を使っているのだから呆れた物だ。


つまりは、まだノーラの暗殺をミシヅはまだ諦め切れていないのである。



「それは大変でしたね……。しかし、タルスコットさんは休憩なさらないので? 彼女が運び込まれからずっと今の状態ですが、疲れも溜まっているのでは……」


「平気だよ。大半はボーっとしてるだけだし、刺客は雑魚ばっかだしね……。あーあ、でも今のままじゃあの子に会いにいけないなぁ……」



言わずもがな、キリエが言う"あの子"とは沿矢の事である。

弦からアドバイスを貰った事を機に、キリエは一度沿矢と合ってみたいと思っているのだが、それは今の現状が許さない。


詰まらなそうに不貞腐れた表情を浮かべながらキリエがふと漏らした言葉。

それを聞き、年配のナースは自らの好奇心を抑える事はしなかった。



「会いたい人がいるのですか? 恋人さん?」


「はぁ? そんなんじゃないよ。ちょっと話さなきゃいけない子が居るんだ」



女と言う生き物は、何故にこうして何でも恋の話と結び付けたがるのか。

自身も女性と言う身でありながらも、キリエは心中でそう愚痴った。


が、思えばノーラもつい先日に組合所で再開した時に似た様な反応をした事を思い出し、キリエは少し笑顔を浮かべてしまう。



「あ、今笑いましたね!? 私、ラドホルトさんがそんな風に穏やかに笑ってるの初めて見ましたよ!? やっぱり恋人なんですね!?」


「……だから違うってば。ってかさぁ、恋人ってそんなにいいもんなの?」



キリエは疲れた表情を浮かべ、そう言葉を返した。

下手をすれば、彼女にとっては先程の襲撃よりも苦労している状況かもしれない。



「いいもんと言うかですね……。あれ? あの……もしかして、ラドホルトさんって今まで男性とお付き合いした事は……?」



恐る恐ると言った感じで年配のナースがそう確認を取ると、キリエは極軽い口調でアッサリと言う。



「無いよ。だって必要性を感じないし」


「うわ!! 勿体無い!! 人生の半分は損してますよ!? そんなに美人なんですから、お相手は沢山居るでしょう!?」


「いや……そうは言われてもさぁ」



相手のあまりの勢いに対し、流石のキリエも言葉を詰まらせてしまう。


キリエ・ラドホルト、二つ名は紅姫、年齢は二十二歳。

そんな彼女と言う存在はヤウラでは一番の知名度を誇り、市長より知られている存在かもしれない。で、あれば必然的に男性からのお誘いもある……と、思いきや全くないのが現状だ。


彼女が名を上げ始めた最初の時期は、アプローチを仕掛けてくる相手は確かに多く居た。が、それから一気にA+と言う高みまで駆け上がり、軍と密接な協力関係を築いた今では『触らぬ"姫"に祟り無し』と一歩引かれてしまっている。


そもそもとして、キリエ自身が男性相手に対しあまり興味を持てないと言う致命的な欠点があるのだから拙い。



「好みのタイプとか無いんですか? それとも自分より強い相手じゃないと駄目とか言わないでしょうね? そしたら諦めるしかないですよ」


「うーん、そんなの考えた事もないし……。まぁ、確かに弱っちぃ人に興味は持てないかもなぁ」



んー、と唇に人差し指を当てながらキリエは考えを浮かべ始めた。

確かに、自分は強さに対する自負の心を持っている。

ならば必然的に相手に対してもそれを求めてしまうのだろうか。


とは言っても、だ。

自分より強い相手など見た事も無いし、噂を聞いた事すらない。

例外と言ってもいいのはノーラだけだろうか?


キリエがノーラと始めてあった時には、まだノーラの方が経験もランクも上であった。

初めて"強者"らしい人物に会えた喜びにキリエは感動し、暫くは彼女の後を付いて回った記憶がある。


数多の賞金首を"必ず"殺害し、屠ってきた自分に恐れを抱かず、尊敬の目を抱いてきたキリエに対してノーラも悪い気はしなかった。


当初は気紛れでノーラはキリエに対し、師匠の真似事をやってみたのだが……相手が自分を遥かに凌駕する才能の持ち主だとは思いもしなかっただろう。


気づけば師匠であった筈のノーラの実力にキリエは追いつき、暫くすると遥か先へと行ってしまった。


それ以降は渋るキリエを説得してノーラ自らが師弟関係を解除し、その後の二人は友人として付き合いを続けてきたのだ。



「……ん? じゃあ、あの子も"アリ"じゃん」



自身が認める唯一の強者であるノーラ。

そんな彼女を瀕死に追いやったのは沿矢だ。

ならば、それ相応の実力を有しているのだろうか?



「むむむ、でも軍の介入もあったみたいだしなぁ……」



言わずもがな、その介入とは武市が行ったレイルガンの狙撃だ。

あれが無かったら、恐らく勝者はノーラとなっていただろう。



「うーん、でもノーラのガトリングを潰したのは凄いかな? あたしでも戦車は流石に盾にできないしなぁ。それに胸部の数本の皹も重大なダメージだったし、それと太ももの銃撃痕による出血も結構致命的かなぁ……?」



キリエはそのままブツブツと熱に浮かされた様に独り言を吐く。

そんな彼女を眺めながら年配のナースは静かに溜め息を零す。



「こりゃ駄目だわ……」



そもそもとして言うならば、死体がある部屋で恋愛話に興じる時点で人として終わってるであろう。年配のナースもここ最近の異常事態に対し、神経が麻痺してきているのかもしれない。


キリエの考え事は死体を運び出す人員が到着するまで続き、何とも奇妙な時間が過ぎ去っていったのである。





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