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 三日目:夜パート


 個室に戻り、ナナと向かい合わせに座る。

 「それじゃあ。恒例の作戦会議の時間だね」

 ナナが真剣な様子で言った。作戦会議、という幼稚なら的確な言葉に、俺は僅かに愉快なものを感じる。

 「人狼の秘密会議……と言ってもいいかもしれないな。とはいえ今日の襲撃先はもう決まっている。昨日話したとおり、今日はトロイを殺して黙らせる日だ」

 今日のトロイはまだしも俺やナナに対しておとなしかったように見えたが、それは奴の興味が俺達よりも潜伏中の『妖狐』に向けられていたからだろう。その矛先が再び俺達に向いたとき、奴は的確に俺とナナを『人狼』で指摘してくるはずだ。

 「今日の奴は昨日と比べて俺達に突っかかってくることが少なかった。今夜なら奴を殺してもあまり疑われないんじゃないのか?」

 「……作戦を一貫させるなら、それでいいんだけれど。でも、本当にそれでいいのかな?」

 ナナは憂うような様子で言った。

 「何か他に心配なことでもあるのか? ……状況が変わったってことか?」

 「そうだね。今朝から何かとアクシデントが多かったから。まず一つは『狩人』に護衛成功を出されてしまったこと。もう一つは……占い先を投票で宣言させられたこと」

 ……占い先の宣言。まったくノーマークだったエリザベスからの提案、もしも『妖狐』の殺害が起こった場合、それをどちらが引き起こしたのか明確にする為に、『占い師』を宣言したものは投票先で占い場所を宣言するという戦略。

 「確か……ナナは『エイプリル』を占ったことにするんだよな?」

 「うん。『共有者』だと怖いから、結果は『シロ』にするつもり……。なんだけど、大切なのは『メアリー』さんの占い予定先である『コーデリア』さん。ここがもし本当に『妖狐』だった場合。このままトロイくんを襲撃して、明日の朝死体が二つになったら、彼女が本物の『占い師』であることが確定してしまうんだ」

 ……メアリーの占い予定先であるコーデリアとトロイの二人が死亡していたら、当然村はメアリーを本物の『占い師』で確定するだろう。ここまで信用勝負を挑んできたというのに、そんなことでナナの偽が露呈するのは確かによくない。

 「コーデリアが『妖狐』ってことは、どのくらいあると思う?」

 「……十分にありうると思う。あそこは意図的に目立たないように振る舞っている風に見えるから。何か役を持っているように思えるんだよね。『狩人』か或いは『妖狐』か。明日の朝コーデリアさんが死亡していることは、考慮に入れるべきだと思う」

 「もしそうなったら絶望的だな……」

 「だから。手を打とうと思うんだ。『妖狐』の死を隠すんだよ」

 ナナは言った。

 「『妖狐』の死を、隠す?」

 「そうだよ。そのために、今日は『コーデリア』さんを襲撃する。それでもし『コーデリア』さんが『妖狐』だったとしても、死体は一つしか発生しない」

 ……なるほど。もしもコーデリアが『妖狐』であるとして……当然そこを襲えば襲撃失敗が起こるが、代わりに『メアリー』がコーデリアを占いで殺してくれる。『コーデリア』が占いで死んだのか襲撃で死んだのかは明確にならないが、少なくとも死体が二つになることだけはない。

 「それにね。これは、厄介な『狩人』を殺す襲撃もかねているんだよ。わたしはコーデリアさんの役職を『妖狐』か『狩人』で見ている。ここを襲うことは、『妖狐』の死を隠すことと『狩人』を殺害すること、どちらかのメリットがあるんだ。やる価値は高いと思う」

 その説得に、俺はうなずいた。

 「いいと思うぜ。信用勝負を仕掛ける以上、『メアリー』が本物で確定する事態は避けるべきだ。『トロイ』を残すことになるのだけがどうも気がかりだが……ナナを偽者で主張しているトロイを殺すことを優先して、メアリーが本物で確定したんじゃ本末転倒だ」

 「よし。じゃあそれでいくよ」

 ナナは言って、拳を高く持つ。俺はそれに合わせるようにうなずいた。


 四日目:昼パート



 旅人:マコト

 小間使い:ナナ

 物乞い:トロイ

 青年:ハンニバル

 ならず者:メアリー

 老婆:コーデリア

×盗賊:マスケラ

 芸人:エイプリル

×羊飼い:ドナ

 掃除婦:エリザベス

 シスター:アイリーン

×楽天家:ジョン


 老婆:コーデリアは無残な姿で発見された。


 「『小間使い:ナナ』が占い結果を宣言するよ。『芸人:エイプリル』さんは『シロ』だった」

 「『ならず者:メアリー』が占い結果を宣言いたしますわ。『老婆:コーデリア』さんは『シロ』でした。死んでいますわね」

 ナナ、メアリーがそれぞれ占い結果を宣言する。どちらもシロ、予定調和だ。グレーに『人狼』はもういないのだから。

 「ふん。……『エイプリル』『シロ』か。興味深い結果だな」

 ハンニバルは言った。エイプリルが「えー」と不服そうに

 「決まってるじゃーんボク村人なんだしー? クロが出るか死体になってると思ったー? ざんねーん」

 そう言ってエイプリルはくすくすと笑う。

 「……『シスター:アイリーン』が霊能結果を宣言する。……『盗賊:マスケラ』はシロだった」

 「うん。知ってた。ただ、これでもう処刑余裕を使ってしまった訳だ。当然、今日は二人いる『占い師』を決め打って、確実に敵陣営を始末しにかかる日だよね」

 トロイがハンニバルに言った。ハンニバルは「そうだ」とうなずいて

 「もっとも。ほとんどどちらを切るかは決したようなものだがな。……だが参考までに占い理由を聞いておこう」

 「分かったよ」

 ナナが先んじて言った。

 「昨日の占い先に『エイプリル』さんを選んだのは、自分が占われるのを嫌がっているみたいな、意見のブレを感じたからだよ。

 『ふうーん。別にボクを占ってくれてもかまわないよ? どーせ「シロ」しかでないけど。まあボク的にはっていうか、「妖狐」は潜伏臭がすごい「コーデリア」あたりだと思ってるけどねー』

 気になったのは、確かこんな発言だね。エイプリルさんは一貫して『ドナ』さんで『妖狐』が吊れたと主張していた。それなのにこの『コーデリア』さんを『妖狐』で見る発言。これがまずブレだよね。それから、『妖狐』でみるからコーデリアさんを占って欲しいという占い先誘導。これは自分が占われるのが嫌だったから、コーデリアさんを占い先に誘導したってことなんじゃないかな? そう思えたからエイプリルさんを占い、結果は『シロ』。『妖狐』を殺せたんじゃないかと思ったけれど、はずれだったみたいだね」

 ……なかなか納得のいく理由をでっち上げてくる。ちなみにエイプリルの発言を引用した部分については、ナナなりにエイプリルの口調と声質を物真似をしている。お世辞にも似てはいなかったし、妙な違和感しかなかったが。

 「ではわたくしの占い理由ですわね。どうもハンニバルさんはあみだくじがお嫌いなようでしたので、それとは別に占い理由を考えてまいりました。『コーデリア』さんを占ったのは、対抗さんとかぶる理由ですが、占い先をさりげなく誘導していた位置かつ、中庸ステルス気味の振る舞いが目立ったからですわ。

 昨日誰よりも占い先について口を出していたのは間違いなく『トロイ』さん。自分が『妖狐』だからこそ別の人を占い先に誘導しているのかと思いましたが、それならそもそも『妖狐を狙って占え』なんて言いづらいでしょう。だから、彼自身ではなく、彼の発言に便乗したように見えたコーデリアさんを占いました。

 『まだ対抗の「シロ」を占うような段階には思えないだぁが……。まあ「マコト」「エイプリル」のどちらかに「妖狐」というのは、十分に考えられるんじゃないのかい?』

 これですわね。さりげなく自分以外に占い先を誘導しているように感じられました。本物『占い師』としてはとても見過ごせない発言……だから占いました。案の定、死んでいますわね」

 「案の定? つまり君は、『コーデリア』さんで『妖狐』を殺せたと感じているってことなのかな?」

 トロイがメアリーに尋ねる。メアリーは綺麗な笑顔で「ええ」と返事をし

 「わたくしが占った場所が死んだのですから当然ですわ。何か疑問でも?」

 「死体が二つあったら間違いなくそうだと分かるんだけどね。これだと、コーデリアさんは襲撃で死んだのか占いで死んだのか分かりづらい。個人的には、人狼がコーデリアさんが『妖狐』だった場合のケアで、あらかじめ襲撃しておいたように思えるんだけどね。死体が二つ出てメアリーさんが本物確定するのを避けるために。真実として、『コーデリア』さんが『妖狐』だったかどうかは、分からないけどさ」

 ……いやに鋭い。だが、動揺を見せるわけにはいかない。

 「ふん。やればできるじゃないか。まあメアリーの占い理由については、ひとまず納得してやろう」

 ハンニバルは不遜に言った。

 「お褒めに預かり光栄ですわ」

 メアリーがそう言って微笑む。

 「さて。今日は先ほども言ったとおり……占いを決め打つ日だが。そのためにいくつか質問をさせてもらうぞ。ナナ、君はエイプリルを占って『シロ』だといっているな?」

 「そうだね。それがどうかした?」

 ナナはそう言って首をかしげる。ハンニバルは落ち着いた表情で

 「生存者の中でどの役職にも宣言していない人物は、『トロイ』『マコト』『エイプリル』『エリザベス』の四人。この内、君がまだ占い結果を出していないのは『エリザベス』だけ。他の三人が総じて『シロ』判定ということは、当然残った一人である『エリザベス』こそが君にとっての『人狼』最濃厚位置だと言える。ここまではいいか?」

 「…………」

 ナナは諮るような表情でハンニバルはぼんやり見詰めている。

 「まあ。ナナさん視点、それしかありえないだろうね。残る『ハンニバル』くんは『共有者』で、『アイリーン』さんは『霊能者』だ。対抗占い師の『メアリー』さんはほぼ『人狼』で確定だとしても、もう一人の人狼位置はエリザベスさんでしかありえない」

 トロイが肩をすくめながら言った。……確かにそのとおりだ。

 『共有者』に『クロ』がぶちあたるのを避けて、ここまで『シロ』判定を貫いてきたが、それは逆に『シロ』を出さなかった位置が『ナナ』にとっての人狼位置ということになる。俺達が『人狼』にしたてあげるべき位置は、もう『エリザベス』でしかありえない。

 しかしこれは仕立て上げやすい位置だったはず……。何の問題も……?

 「けど……それってどうなのかな? ねぇハンニバルくん。エリザベスさんって……本当にただの『村人』?」

 トロイはハンニバルに向けてそう言った。……こいつはなにを言っているんだ。 

 「……分かっていたのか?」

 「流石にね。宣言させたら?」

 短い言葉でやり取りを終え……ハンニバルは「ふん」と不愉快そうに鼻を鳴らす。それからエリザベスの方を見て、鋭い声で命令するように言った。

 「潜伏を解除しろっ! 『青年:ハンニバル』がもう一人の『共有者』を宣言する。相方は『掃除婦:エリザベス』だ」

 ……な。エリザベスが『共有者』だと? 俺がエリザベスの方に視線を向けると、エリザベスは鼻息を荒くしながら

 「『共有者』を宣言するわぁ。マイダーリンは『青年:ハンニバル』で間違いないわよぉ。昨夜も素敵な夜だったわねぇ……」

 「そうだなクソハニー、死にさらせ。……君たちには理解できないだろうな? 夜時間になるたび、こいつと二人きりの個室で過ごさなくてはならない俺様の苦痛がっ! とんだ相方だったが、まあこのとおり役に立ったわけだ。『小間使い:ナナ』は『占い師』としてほぼ破綻でかまわない」

 「どうかしらんハンニバルちゃんワタシハンニバルちゃんの役に立ったわよぉ褒めて褒めて褒めて褒めてぇん。それからついでにはらませてぇん。きゃは」

 「まあ指示したとおり、人狼陣営のスケープゴートになるよう動けたことは褒めてやる。だがこれでもう君は用済みだ。とっとと襲撃でもされて死ぬのだな。『狩人』は生存していたとしても、気が狂ってもこいつを護衛するな。これは命令だ」

 ハンニバルが吐き捨てるように言った。トロイがおもしろがるように

 「ははは。冷静で合理的な指揮官であるハンニバルくんにしては、そういう私情優先の指示は珍しいね。まぁ、お陰で僕の推理が正しいと証明されたわけだ。『ナナ』さんが偽『占い師』だという推理がね」

 「ちょっと待て。まだ『ナナ』が偽者だと確定した訳じゃない。『ナナ』がまだ『シロ』を出していないのは、『共有者』の二人を除いたとしても、『アイリーン』だってそうじゃないか? 初日犠牲者が『霊能者』で、『アイリーン』が『人狼』というケースも……」

 その時……俺はどこかから強い視線を感じた。

 ふとそちらを見ると……ナナは俺の方を見ながら、拒むような視線をこちらに向けている。その視線の意味が、彼女が俺に伝えたいことが、理解できて、理解できてしまって。

 ……もう庇いたてはするな。

 彼女は俺にそう言っている。勝つ為に、自分を切り捨てろといっているのだ。

 「あれぇ? マコトくん、君にしては冷静な意見じゃないね。いくらなんでもそれは苦しいよ。

 だってさ。『アイリーン』さんは『ドナ』さんから『クロ』判定をもらっているんだよ? 『ドナ』さんが九部九厘人狼陣営である以上、『アイリーン』さんが『人狼』だとしても、初手からいきなり仲間に『クロ』をぶち込まれたことになる訳じゃない? そんなのってありえるのかな? 素直に『ナナ』さんを偽『占い師』で見るのが自然な気もするけれど?

 君ならそれくらいわかるよね? どうしてそこまで『ナナ』さんをかばいたてするのかな? ちょっとばかり、繋がりが露骨に感じられるよ? やっぱり僕が思っているとおり、君が最後の『人狼』ってことでいいのかな?」

 トロイの指摘が氷の刃のように俺に突き刺さる。陽気さと冷酷さが入り混じったようなその口調は、聞くものを確かに納得させる力がある。強弁だった。

 「レアケースについて意見しただけだ。今日の占い決め打ちは、このゲームにおける最重要な局面の一つだろう? 慎重に慎重を重ねるべきじゃないか?」

 俺は弁解めいた口調で言った。トロイはこめかみに中指を突きつけながら

 「詭弁だね。見苦しいよ」

 突き放すようにそういうだけだった。

 「うーん。そこのカタワからみた『人狼』位置が、『アイリーン』と『メアリー』の二人ってのは、相当厳しいのはそうだけどさー。でも偽確定は言いすぎだよね? 『ドナ』が『妖狐』で、初手でいきなり『人狼』の『アイリーン』に『クロ』をぶち込んできた可能性だってあるんだしさー」

 エイプリルがいう。アイリーンが首を振るって、淡々と

 「……『妖狐』の初手『クロ』出し特攻は蛮行。あの臆病な『ドナ』なら、そんな危険な戦略はとらないと思うの」

 「はわわーん。ガキんちょの癖に意見しやがって生意気―。だけどまー、『ドナ』が『妖狐』であるのか否かにかかわらず、『ナナ』視点の内訳は相当厳しいし、真を切るには十分なのは間違いないねー。そこをかばいたてている『マコト』が怪しいのも確かにって感じー。

 たださー。ボクがいいたいのは、『占い師』に出た三人が三人とも偽者だったっつー可能性のことねー。初手クロ出しでちょっと無謀な動きをしているのはそうだろうけど、でもボクには『ドナ』は『妖狐』にしか見えないしー。そこに『シロ』を出したことを差し引いても、『メアリー』の態度が本物の『占い師』のものとは思えなくない?」

 「『メアリー』が信頼にたるかどうかはおいおい話し合っていく。だが今日は偽者『占い師』であることが半ば以上確定状態にある『ナナ』を処刑する日だ」

 ハンニバルが言う。

 「……もう弁解は、受け付けてくれないんだよね?」

 ナナはぼんやりと言った。ハンニバルは淡々と

 「そうなるな。おとなしく処刑されてくれるとありがたい。

 ただそうだな……最後にお互いの為に。二日目の夜、君たち人狼陣営が誰を噛もうとして襲撃失敗したのか……。それを答えてみないか? もしグレーを噛んでいたのなら、そこが『妖狐』であるという可能性が浮上してくる」

 ハンニバルの問いかけに、ナナは何も答えない。自分の体を抱いてその場でうつむくだけだった。ハンニバルは「ふん」と鼻を鳴らして

 「答えない、か。まあその態度はリザインと認めても良いだろう。今日は『ナナ』を処刑し、村人陣営は一歩勝利に近づくものとしよう」

 「はぁはぁはぁはぁ。相変わらずイケてるわぁハンニバルちゃん。今日の夜時間一緒にイイコトしようねぇ楽しみねぇうふふふふふ」

 「……こいつを襲ってくれるというなら、今日のところは君を生かしておいてやらんでもないが。どうだ?」

 ハンニバルは憔悴した様子でナナに持ちかける。

 「ふふっ。それは、無理な相談」

 ナナは悪戯っぽく、しかし、どこかしら不遜な風にそう言った。


 「投票時間になりました。議論を終了し、速やかに投票に移ってください」

 『初日』が現れて、順番に俺達を誘導していく。俺はつい、連れられていくナナを目で追ってしまう。ナナはそんな俺の視線に気づいてから、俺にしかわからないように薄く微笑み、イベントホールの出口へ歩きながら少しずつこちらに寄ってきて……耳打ちするようにして言った。 

 「……トロイくんに気をつけて。そこは……」

 それ以上は聞こえなかった。そのままナナが立ち去ってしまったからだ。俺はついその場で振り向きそうになり、まとわり付くような視線を微笑み面とともにこちらに向けているトロイに気づいて、その場で澄ました。

 「では。次はどなたが投票室へいかれますか?」

 『初日』が言う。俺は手を上げて、ナナに続く形で移動した。あまりこの場に長くいすぎて、動揺を悟られるのは良いことではない。

 ……トロイに気をつけろ? そこは……。

 いったいなんだというのだろう。


 0『旅人:マコト』→『小間使い:ナナ』

 7『小間使い:ナナ』→『物乞い:トロイ』

 1『物乞い:トロイ』→『小間使い:ナナ』

 0『青年:ハンニバル』→『小間使い:ナナ』

 0『ならず者:メアリー』→『小間使い:ナナ』

 0『芸人:エイプリル』→『小間使い:ナナ』

 0『掃除婦:エリザベス』→『小間使い:ナナ』

 0『シスター:アイリーン』→『小間使い:ナナ』

 たぶん、次回が三章のハイライト。

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