表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/3

第3話:絶望第二弾

え~、、、、と俺は【初級世界本】という本を読みながらつぶやく。


魔力の根幹が理解できない…


初級世界本を見た時点で、魔法がいかに重要かということを教えられたんだが、まったくと言っていいほどに、魔法が、いや魔力自体が理解できない!!!


初級って書いてあるんだから魔力の構造くらい書いとけよ⁉こと本の著者は本末転倒もいいところだな!


でも、仕方がない面があるのも確か。


だってさ?俺異世界人よ?この世界を俺から見たときにさ?この世界の常識は俺の世界の常識じゃないわけよ…それは、転生したから普通なんだが、、、あまりにも違いすぎないか?


言語も違う、まず、工業とか俺の元の世界にあったものが存在するかも不明、魔力という未知のものがある。


この絶望三点セットがあるからこそ、俺は今絶望している。

2つ目は推測だが絶対といっていいほど正しいだろう。


だって、こういう世界って大抵、魔法とかに生活が依存してるじゃん?


工業とかが存在しないってことは、通信もネットも必然的に存在しないということ…

しかし、これで仮に遠距離間連絡が可能ならば、無線とか電話の代わりの魔法が存在するってことになってしまう。


それすらできないってことは、俺はこの時代で生きてけないってことになる。


元居た世界俺が読んでた小説の類では、この世界に存在しない未知の力とかで周囲を黙らせたり、圧倒的知能で周囲を従わせるのが王道だけれど、


いざ転生してみると、いやさせられると、自分の無力さが浮き彫りになる。


元の世界では自分は普通に存在してたのに対して、この世界ではそれすら送れない可能性がある。


ふ~む、どうするべきか…と俺は目の前にある本を見て思う。


本をガチで読み込む?幸いなことに、こんなにもたくさん本があるんだ…一つくらい転生者用があってもおかしくない。


とその日は一日中本棚をあさるのだった。


―――――――

結局、、、、見つから…ない…


うううう、、、、、なんでこんなにも、この世界に生まれた前提なんだよ~、、、、生まれたからと言って魔力の知識があるわけないんだよ~試しに力を込めてみたり迷走したりして見たけど漫画とかであるような粒子が浮かび上がらないし…

まあ、そうだよな…たぶん、こういう感じの世界線がたくさんあって、そのうちの一つがこの世界っていう構造なんだろうからなぁ…


転生者が過去に一度もいないってことか…この世界には、、、、


だとすると、日本語の書物があるのがますます謎だ。いや、日本語じゃないのか?う~ん、転生の手順とか諸々が思い出せないから何もわかんない。


これで、「『すべての言語を理解する能力』を渡しました」みたいな風に転生させた奴がやってたら俺終わるんだが⁉


でも、、、、、、そんなことよりも、、、、、、


腹が減った!!!!


だが、、、、書庫に食料なんてあるわけがなかった…


一日通して転生者用の本と出口とご飯を探したけれど、まったくと言っていいほど見つからなかった。


見つかったのは、魔力や魔法が書いてあるあきらかにこの世界の住民用の本ばかり!


いや、それでの初級魔法を何か学ぶか?


いや、、、、それ以前に、もう動く体力がない…しかも魔力が分からない。


ずっと、動き回って探していたけど、、、、、、、、何も見つからなかった。


可能性としては二つあるからな~


一つ目は俺が転生したときに、俺の体にもこの世界の常識が織り込まれてるってパターン、これだと魔力の使い方さえ知ればいける

二つ目は絶望展開だから考えたくないが、、、俺に魔力が存在しない。

つまり、転生前の性質がこの世界に持ち込まれてるということ…というか、それだと転生じゃなくて転移じゃね?


正直な話、一つ目を信じたいんだけど…と考えているが、、、、、鏡がないからわからないし。


結局、腹が減って死にそうなんだよ…と考えていると、、、


読み漁った本のうちの一つが輝き始めるのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ