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乙女ゲームに悪役令嬢はいません!~開発者の私とモブの魔法学院無双録~

作者:鳴瀬 憂
 老舗乙女ゲームブランド「スカーレット・ブルーム」の新作乙女ゲーム「薔薇の誇り」には悪役令嬢は存在しない……はずだった。

 株式会社OJIROの乙女ゲーム部門でゲームディレクターとして働く玲奈は、リリース直前の「薔薇の誇り」に起きたエラーをチェックしていたはずだったが……気づいたら、主人公ローゼル・ベネットになっていた。

 いざ主人公として魔法学院での生活を始めたローゼル(中身は玲奈)だったが、ただのモブ生徒が悪役令嬢ルイーザとして君臨するよう、ストーリーが書き換えられてしまっていることに気づく。
 強力な仲間であるはずのメイン攻略対象のエリアスは何故かルイーザを溺愛し、ローゼルを目の敵にするようになってしまっている。
 孤立無援のローゼル(玲奈)は本来はモブキャラでしかなかった少年、ソウビと知り合う。美意識が高いナルシストだが性根はまっすぐなソウビはローゼルの唯一の友人となった。

 ところがローゼルは第一学年の必須単位「魔法戦闘」を、ルイーザの策略により落としてしまう。このままでは留年確実……悪役令嬢に負けっぱなしではいられないローゼルは、攻略対象である先輩キャラクター二名、カデンツァとリューガを味方につけることに成功。

 魔法学院の頂点に立つため、ローゼルはソウビとペアを組んで学期末に行われる戦闘魔法競技会での優勝を目指す。競技会で優勝すれば、最優秀生徒として表彰され、学院側もローゼルに魔法戦闘の単位を与えざるを得ないと目論んだのだ。

 転生したばかりで魔法知識がゼロのローゼルは学院でも劣等生だったが、天才、カデンツァによる過酷なレッスンで学力が飛躍的に向上した。リューガも加えた魔法戦闘の訓練により、ソウビとの連携もうまく行くようになる。

 ついに迎えた戦闘魔法競技会の決勝戦にて、ローゼルとソウビは悪役令嬢とメインヒーローのペアとの直接対決を果たしたのだった。
 両者の対決の舞台となったのは、元の世界の都市――そして株式会社OJIROの社屋。そこでローゼルは、悪役令嬢ルイーザの真意を知ることとなる。
04 誰よあの女!
2024/03/12 18:00
18 狂気の魔女
2024/03/13 15:00
20 悪魔の研究室
2024/03/13 17:00
23 勝利のために
2024/03/13 20:00
46 呆気ない敗北
2024/03/14 19:00
55 いざ決勝戦!
2024/03/15 04:00
58 現実世界の私
2024/03/16 07:00
59 大団円
2024/03/16 18:00
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