※3
話の展開が早いのは許してほしい
陽菜と一緒に帰ることになった。
幼なじみと言うだけあって家はお隣なのだ。
だから、断る理由もなく一緒に帰っている。
「ねぇ、悠ってまた告白受けてたの~?」
校門を過ぎてちょっとしたところで突然そんな質問をされた。
「なんだよ。急に」
「別に~」
俺はこいつの考えが昔からよく読めない。別にこんな出来事そんなに珍しいことじゃないだろうに。
なんか声のトーンがいつもより違うような?
「相変わらず悠はモッテモテだな!」
「俺より告白されてるやつにそんなこと言われても全然嬉しくないし、俺はモテたくないんだよ」
言わないでも分かると思うけど陽菜もかなりモテる。
下手すると中学の頃の俺よりも。
「またまた~そんなこと言って実は嬉しいんじゃないの?」
「しつこい」
実際すごくしつこい。いや、こんぐらいはいつもどうりだ。
いつもどうりなんだけどいつもと違うような、、、。
「ねぇ」
この違和感は何だろう。
なんとなくこれ以上しゃべってほしくないと思った。
「私と付き合って欲しいの」
「え?」
二度あることは三度あるというだろう。
こういう求めていないことに限っておこってしまう。
彼女が発したそのセリフに無意識に俺の足が止まった。