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3.祝福の不死鳥

  アビスとアイリーンが結婚してから15年程。今は既に以前のアビスの住居には居ない。

 

  §

 

  世間では魔王の活動が無くなったので、魔王は勇者に討伐され、勇者はその魔王に道連れにされたのだろう、ということになっている。


  2人は風の噂でこれを知り、この場所に居たらのどかな暮らしは出来ないということで、山に新しく家を建てた。

  2人が生活し、鍛錬出来るスペースさえあればいいので豪華なものは必要ない。


  念には念を入れてここら一帯にはアビスが、幻覚系の強力な結界を展開。

  人間と魔族には見つかることがないようにした。


  §


  2人には子供が出来ていた。名をレイヴィルという。愛称はイヴ。

 

  魔族の王として上にたち続けた男アビス。

  王国の狗として魔王討伐に駆り出された女アイリーン。


  そんな2人だからこそ、イヴには自由に生きて欲しいと願った。


  しかし、なんの素養もない子供が簡単に生きていけるほどこの世界は甘くはない。

  強力な魔物もいれば、ガラの悪い冒険者、それに暗殺者もいる。


  そんな奴らに殺られないためにも、2人はしっかりと己の技術をイヴに叩き込んだ。


  因みに2人はイヴに、自分たちはこの世界では並の強さだと教えていた。

  自分たちより強くなければ生きていけないと。慢心することがないように。


  §


  僕、イヴは今日やっと15歳になった。

 

  この世界では15歳で成人であり、また冒険者ギルドの登録も15歳以上でないと出来ない。


  なので今日が出発の日となった。


  不死鳥(フェニックス)のフェニーと共に。


  §


  フェニーは僕が産まれると同時に卵から孵ったらしい。

  この卵は、父さんと母さんが結婚した時に現われた不死鳥に授かったものらしい。


  同じタイミングに産まれたものだから、僕とフェニーはずっと一緒に過ごしていた。


  なのでここで別れることはせず、一緒に冒険に出ることにした。

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