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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第五章 治安維持
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76 武具屋

武具屋に着いた二人は、早々に二手に分かれた。


エリアは弩の矢を補充するために店員に話しかけている。


何人かいる中で、一番店の奥に居た美人の女性店員に一直線だったのは恐らく気のせいだろう。




アイラは小刀を探している。


敵を討つための物ではなく、工作用の極々小さな本物の小刀だ。


”ん~・・・これはイマイチね、ちょっと切れ味が悪いかな・・・


こっちのは・・・駄目ね、切れ味は良いけれど、私の手には大きすぎる・・・


あっ・・・これ良いわねっこれにしましょう。”


先程のエリアと同じく拘りが強い連中である。


それも人の金をパクっているので、文字通り糸目をつけないのでタチが悪すぎる。


グレンの財布が、最早主の手に渡ることはないだろう。





その頃の被害者


「あれ?ヴィクトル、グレンどこ行った?」


「ああ、ミシュリットに金借りようとしてケンモホロロに追い返されたましたよ・・・その後に軍立銀行


に行くって行ってましたよ、肩を落としながら・・・それよりガランさん、こないだの建て替えた飲み代


・・・あれ?もう居ねえ」



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