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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第五章 治安維持
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75 武具屋

「いやぁ久々に奮発しちゃいましたよ、アイラ」


「本当にたくさん買ったね」


古いカバンを店に投げ捨て、早速新品のカバンを腰に装着したエリアはご満悦だ。


何やらアイラに強請られ惣菜パンなどを買い与えた。


アイラは大量なそれらを両手に抱え、尚かつ器用に食べながら歩いている。


既にグレンの財布からは金貨が何枚も減少しているが、二人は何も気に掛けない。


鬼畜外道以外の何者でもない。


この様子ではグレンの手元に金が戻ることは無いだろう。


そもそもこの金は、中隊全体の支度準備金として師団より支給された物なのだが…


それを知らない事など有り得ない二人は今まさに武具屋に入ろうとしていた。





隊舎にて


「ヴィクトル、ちょっと金くれ」


「200枚も金貨有るわけ無いでしょ?責任取って自腹掻っ捌いて、ハラワタぶちまけて下さい。」


「クソ…隕石墜ちて来て、この大陸ごと深海に沈まねぇかな…」

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