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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
断 章 皇國西方軍
68/137

01 膠着


   ~皇國・西方大陸諸同盟国境線  皇國西方軍前線陣地において~



「動きがありませんねぇ、隊長」


「流石ヴェルトレン将軍ね、見事な手際だわ」


「指示出したのは総統閣下すがね、我らがグレン・バルザード皇國西方軍総統閣下が」


「だから、その名を出すなって・・・」





西方軍増援部隊が到着し、それを確認した同盟国軍は後退したため、戦線は膠着状態に陥った。


西方軍は危うく守備ラインを抜かれる瀬戸際迄追い込まれていたが、そこに増援部隊を投入し、どうにか持ちこたえた。


エミリアの部隊も、その守備作戦に大きく貢献する活躍を見せた。


「それにしても、奴さんは何考えてんですかね?えらく急に仕掛けてきましたが」


「さあね?私達は目の前の敵を討てば良いのよ」


「また、長引くんですかねぇ・・・」


「どうかしらね・・・」


何やら、嫌な予感が二人の心をざわめかせている。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



               現在の戦況イメージ                  


                  |       

           同盟軍⇒   |  ← 皇國西方軍

                  |

                  |

     西方大陸諸同盟      |         皇國側領土            

                  |

                  |

     西方大陸諸同盟軍 ⇒   | ←  皇國西方軍本陣 

                  |          

                  |   

                  |      

                  |

            同盟軍⇒  |  ←  皇國西方軍

                  |

                  ↑


                 国境線


               国境線にて膠着状態

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