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29 急襲
昨日は温暖な気候でしたが、今日は寒いです。
バレンタイン宝くじを買ったので、3月以降大金持ちだ。
やったぜ。(棒)
ブラド隊が急襲降下を開始した。
時を置かずして帝国兵もその行動に気づく。
「急報!左翼崖上より敵部隊の急襲です!敵数2000から3000!」
「何!?」
「じゃあ正面の敵は囮か!くそっ!」
「馬鹿な!あれだけでも3万はいるぞ!それが全て囮だと!?」
「ええい!状況整理は後で良い!至急左翼に造園予備隊を送れ!敵を殲滅しろ!」
「はっ!直ちに!」
帝国軍城塞内の幕僚達が、届けられた知らせに対し大声で指示を飛ばす。
正面軍の攻撃を囮だと見破り、左翼崖上から急襲を仕掛けてきたブラド隊を本命と考えたようだ。
「ブラドさん、迎撃が来ます」
「応戦準備、❝本命❞までの時間を稼げ」
「はっ!全員行くぞォ!!」
「オオッ!!!」
帝国軍迎撃部隊と、ブラド右翼攻略隊の間で激戦が始まった。