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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第三章 山岳城塞奪還戦
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23 宿舎の朝日

誤字、脱字、御指摘、感想 等もらえると嬉しいです。

早朝、グレンはいつもよりも早く目が覚めた。


まだ日も昇らない内に、恐らく自分が隊内で一番ではないだろうか。


先日エリアがゴネていたように、昨日で休暇は終わった。


今日からは再び戦場へと戻る。




あの、生き地獄へと・・・




あと数時間もすれば、第二中隊は戦場にのだろう。


自分は再びこの宿舎に戻って来られるのだろうか。


いや・・・明日の朝日を拝めるのだろうか・・・


出陣前に、いつも思う。




隊員たちが目覚めて来たようだ。


宿舎が賑やかになっていく。




この瞬間が自分は好きだ。


朝日と共に隊にも、自らにも陽が灯る。



「さあて、行くけぇ」



グレンは呟く。


必ず、生きてこの場に戻るために


明日の朝日を見るために、グレンは戦う


今日も明日も、いつか来る、終わりの日まで



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