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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第二章 戦の備え
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14 後の第一次大陸間戦争と呼ばれる戦

後に、“第一次”大陸間戦争と呼ばれるこの大戦は、グレン達の生国である“皇國”と、“大陸東部帝国連合”通称、”帝国”と呼ばれる東部諸国との間に勃発した戦争である。


10年前に皇國領内に侵攻した帝国軍は、当初の勢いを完全に消失し、切り落とした領土を橋頭堡とした前進か、この地域を放棄した戦略的撤退か、どちらもままならない泥沼の状況に陥っていた。


皇國には現在、軍管区と呼ばれるシステムによりそれぞれの地域が管理されている。


グレンの第二中隊が所属し、帝国軍と直接対決を繰り広げる皇國軍最精鋭の“皇國東方軍”


皇國西部の守護者であり“西方大陸諸国同盟軍”と対峙し、東方軍と同等の戦力を要する“皇國西方軍”


皇國南部には、海を隔てた “大海洋諸国”との戦に備え、主に海兵戦力を主軸にした“皇國南方軍”


大雪山脈を守護領域とし、山岳戦を得意とする“皇國北方軍”


皇都守護を任ぜられた、“皇國中央軍”


この五軍にはそれぞれ“総統”が軍を統括し、そのさらに上には、皇帝により任命された“皇國軍大総統”が全軍指揮権を握っている。




大陸には主に、完全な独立国家であり、大陸中央に位置する唯一の超大国”皇國”


近年目覚ましい勢いで発展と領土拡張を行い、10年間皇國と戦争状態にある”帝国”


大陸西部一帯の中小規模国家の連合体である”同盟”の三大勢力によって常に緊張状態にある。


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