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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第五章 治安維持
135/137

127 武具の点検整備①

「そういや最近、矛の手入れしてなかったな…」


書類整理が終わると、グレンはここの所自らの武具の手入れ不足を思い出した。


「提出物の確認には時間が掛かるから……手入れしとくか…?」


思い立ったが吉日とばかりにグレンは自室に戻る。




「…刃と柄の接続部にガタが来てる………固定具が折れたぜオイ……」


いざ整備をすると、非常に悲観的な状況であった。


「石突もこんなに丸まってなかったよな…?そうだよな、こっちでも敵歩兵を突き殺したことあったもんな…」


柄の後方の石突と呼ばれる部分の不具合が伺える。


「そもそも全体的に歪んでねえかこれ……?良くこれで死ななかったな俺…」


主武装の更新費用という単語が頭に浮かび、グレンは矛を離す。


「短刀の方はだいぶマシか、そもそも最近使ってねえもんなこれは」


矛とはうって変わり、綺麗な刀身の短刀をグレンは眺める。


「硬い敵さんはハンマーかメイスの方が、よく潰れるからなぁ……

矛にしろ打撃系にしろ一撃で決まることがほとんどだから、短刀を最後に殺しに使ったのっていつだ…?」



武器の手入れに一段落が付くと、次は防具の点検に移る。



続く

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