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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第五章 治安維持
119/137

111 閑話

「…………」


「隊長、さっきから腕組んで黙ってるけど、どうかしたの?」


「ちょっと待てアイラ、今良いのが浮かびそうだから」


「何が?」


「大隊長への言い訳」


「ンフッ」


「何笑ってんだ!」


「笑ってないよ?」


「じゃあ今の何だ!“ンフッ”って完全に笑ってんだろ!大チョンボかまして頑張って良い感じの言葉を探し選んでる俺を見て!」


「違うよ、咳」


「変な咳だな!医者行け医者に!」


「まあまあ、何とかなるんじゃないの」


「なるか馬鹿娘!あの連中は遙か彼方だわ今頃!」


「本当にそう?」


「…何か当てでも有るだか?」


「ちょっとね…」


「何だよ」


「進めば分かるよ、この先を」


「そうか…」


「うん」


「言い訳言わんで済むとええが…」


「それはちゃんと考えといて」


「クソッ…」


続く…

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