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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第五章 治安維持
118/137

110 閑話

「凄いなコイツら」


「何がですが」


「ウチがここまで後手後手に回るのはいつ以来だろうな…」


「ああ……多分、アイラの部族と殺り合った時位じゃないですか」


「あの時か…グレンがまだ小隊長だったよな?」


「はい、ヴィルヘルム大隊長が、まだ中隊長に成り立ての頃でしたね」


「何人殺られたか…あん時は」


「第二小隊自体は15人前後ですよ」


「そんなもんだったか」


「中隊全体では140人位死にましたけどね、僕の分隊も一人殺られましたし」


「俺の分隊は無事だったが…まああれに比べりゃ今回はだいぶマシか」


「門攻めで死んだのは20人チョイですからね、予想よりかなり少なく済んでますよ……今の所は」


「エリアお前、不吉な事言うんじゃないよバカタレ」


「今回もガランさんの無事を願ってますよ、心からね」


「なんだその棒読み」


「さあ?何でしょうね」



追撃は続く…

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