表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第五章 治安維持
110/137

102 支援小隊②

「走れ走れぇ!真っ正面から攻め入る愚者共を


皆殺しにしろぉ!」


敵の騎兵隊の先頭を駆ける男が、鼓舞を掛けた。


敵の士気が高い。


このまま敵騎兵とまともに打つかれば、いくら


精鋭集団の第二中隊と言えど、歩兵部隊の攻城隊


が一溜まりも無いのは明白である。


歩兵は騎兵には勝てない。


グレンが先日見せた芸当は、グレンだから出来た


事だ。




ならば、第二中隊はこのまま為す術無く、使命を


果たさず敗れ去るのか?


それは否である。






「先頭を狙え」


「あの声がやたらデカいのですか?」


崖上のエリアは、配下の砲兵に指示を出す。


「そうだ……今だ撃て」




山岳砲が一斉に火を噴いた。


崖下に動く者は、もう居ない。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ