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皇國の防戦記  作者: 長上郡司
第五章 治安維持
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96 支援小隊

「そろそろ着いた頃か」


「何もなければ、ですかね」


エリアは小隊員に進捗の確認を取っている。


「またアイラが駄々をこねていたって?」


「“お腹空いたから行きたくない”だそうです」


「糞餓鬼が・・・軍隊舐めやがって」


隊員の報告に対して、エリアは苛立ちを隠さない。


「・・・副長も配置に着きました。支援小隊は何時でも動けます」


明らかな怒気を放つエリアに多少気圧されつつも、小隊員は自隊の


準備が整った事を伝えた。


「はぁ・・・そういや使いは出したか?」


「そちらも万事抜かり無く」


「まあそっちは上手く行くか分からんがな」


「駄目なら自力ですか?」


「他になんかアテが有るのか?」


「いいえ」


「さて、鬼が出るか・・・それとも蛇が出るか」


攻撃の時刻が迫る。


刻一刻と・・・



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