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プロローグ
俺、如月裕二はごく普通の高校生だ。
今日も朝を抜いて、ギリギリの時間で家をでる。
「あ~今日も遅刻かよ!目覚ましゴミすぎるやろ。なんて物のせいにしてもしょうがないか。」と呟いた。
いつも通る横断歩道を通ると一瞬にて視界が真っ黒になった。
そう、スピードをの加減を知らない30系後期のセルシオにはねられたのだ。
降りてきた金髪のヤンキーの兄ちゃんは怖くなったのか、逃げ去ってしまった。
「あれ、何で俺、血がでてるのだろう、まだやり残したことがあるのに・・・」徐々に意識が無くなっていく。
すると何故か1面白い平原のようなところにたっている。
姿は見えないが、誰かがなにかを語りかけてくる。
「お前はまだ死ねない。この私が許さない。お前には役にたってもらおう」と。
すると暗転、意識が蘇ったのだ。
「ええっ俺生きてる!何で」裕二は喜びを抑えきれない。
でも周りの景色は違った。
高校の教科書で見た、近代のようヨーロッパのようだ。