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友人Aの英雄譚  作者: えるとん
2/2

第1章➖始まり➖

〈駆side〉

涼はほっとけって言ってたけど、クラスのことだし聞いてみるだけしとこう!

「どうしたのー?」


「あ、翔さん!それがですねぇ…」

「おい、言うなよ!」

会計の進藤 心ちゃんが言おうとすると、副委員長の松木 雄二が遮った。


「これはクラスのことでしょ?僕たちには教えてくれないと!」

ちょっと大きな声で言うと、

「分かった、分かったから、大きな声出さないでくれ。実はな、文化祭費がなくなってしまったんだ。でも、あんまり言うなよ!俺らが責められる!全部ではないとはいえ、ほとんどなくなっちゃったんだ。」


これはちょっと問題だな…、優勝目指してる人たちは絶対怒るし…


「あ、いいこと思いついた!僕に任せてよ!」

「ほんとに!?なんとかしてほしいな!

私の予想では荒木 友哉が盗んだんじゃないかと思ってるんだけど…」


荒木くんかぁ、クラスでも浮いてる子だしな…。


「で、どうするの?」

自信たっぷりに俺は答える。

「それはね…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「それで、俺のとこ来たのか?」

「うん、手伝ってほしいんだ!」

「おれじゃなくてもいいだろ…」

「解決してくれたら、準備手伝わなくていいって!」


なん…だと…

そしたら準備期間サボれる!いや、でも、めんどくさいのに変わりはないしな…

でも、断ったらさらにこいつ言ってきそうだしな…


「分かった、やってみてやるよ。ただし、解決できるかは分からんぞ。」

「うん、それでいいよ!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翔side


「しかし、ほんとに涼が解決できるのか?あいついつもぼーっとしてるじゃないか」

雄二が言う。


「まぁ、普段は確かにね…。まぁ様子を見てみようよ。」

いざってなったら彼ほど頼りになる人はいないけどね…。


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