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ハリガネパンデミック  作者: ナガカタサンゴウ
悪夢へのカウントダウン
4/56

○六月九日「水糸体」

「いきなり男性が川に向かって走り出してね、止めようとしたけどあまりの力で……」

 私たちは目撃者の自宅に来ていた。

「他に変わったことは?」

「そういえばその子、数か月前から異様に水を飲みだしたらしくてね、思いっきり水太りしてたわよ」

「水分ではなくて水ですか?」

「そうなのよ、水ばっかり、あともう一つ、あの子が川に入って以来たまに川の中に糸のような物が出てくるようになったのよ」

「糸のような物?」

 私は気になって口をはさんだ。

「お前は黙ってろ」

 志奏さんに殴られた。

「けちー」

「お前らはその川を見てこい」

「はーい」

 私は海籐とその川に行った。

「……何もないっすね」

「そうね」

 その糸のような物は見当たらなかった。


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