なんだかよく分からないおまけ その2
「え? 何このおまけ。私何も聞いてないんだけどなー。シアさんは聞いてる?」
「はい。今回のおまけは特別な何をするでもなく、ただ私と姫様が愛を囁き合う、もとい、適当に雑談をするというただそれだけの内容となっております」
「へー、まさにおまけだね。それで、雑談って言っても何について話すとかはー」
「勿論決まっていません。何をお話しましょうか……」
「見切り発車にも程があるよまったくもう……。私はシアさんとなら会話がなくてもずっと一緒に居られるけどね!」
「なんて可愛らしい! 私もそうしたいのは山々なのですが、そうなりますとこのおまけは早くも終了となってしまいます」
「うーん、さすがにそれはちょっと……。せめて1000文字くらい頑張ってみようかな」
「メタいメタいでございます。確かにここまでで約300文字ですので、1000文字程度でしたら何とかなるかもしれません」
「意外と文字数って稼げるものなんだねー。……こほん。それじゃ、なんだかよく分からないおまけ、はじまりまーす!」
「可愛らしいです姫様!! では皆様また次回があればお会」
「いきなり終わらせようとしないの!」
「始まったはいいものの、先ほども申し上げました通り話題は用意しておりません。なので姫様的おっぱいランキングの順位でも発表して頂きましょうか」
「なんで!? 普通は時期的にクリスマスの話題じゃないの?」
「1位は姫様のお母様であられるエネフェア様、2位は個人的に今この瞬間に死んでも構わない程度の人物のガトー、そして3位は私の同僚、姫様付きメイドのフランとなっていましたね。本編で明かされているのはここまででしょうか」
「スルーしつつショコラさんの扱いがひどい! あれ? 3位って本編で言ったかな? 覚えてないや。……じゃなくて、このお話はあんまりしたくありませーん!」
「可愛らしい! ではせめて私の順位だけでもお教えして頂きたいのですが」
「え? 言っていいの? シアさん聞きたいの?」
「えっ? は、はい。それは勿論」
「ふーん……。シアさんは本当に自分のおっぱいが私に何番目に好かれてるのか知りたいんだー?」
「は、あ、あの……、姫様?」
「ええとね、シアさんの順位はね」
「や、止めましょうそうしましょう! 気にならないと言えばそれは嘘でしかないのですが、やはり不安の方が勝ってしまいました……」
「あはは。ちゃんと10位以内には入ってるから安心してね」
「はい、ありがとうございます……。はあ、面白おかしく話せる内容だと思ったのですが、と、ここで大体1000文字ですね。お疲れさまでした姫様」
「本当に1000文字で終わるの!? まだ全然、と言うか何も話してないんだけどいいのかな……」
「可愛らしい姫様が登場されるおまけが一話投稿された。その事実があるだけでも十分すぎるのではないでしょうか?」
「真顔で言わないで!」
「ではお別れのお時間です。姫様、また締めのご挨拶をお願いしますね」
「ええ……。こほん、なんだかよく分からないおまけ、終わりまーす! で、いいの?」
「はい、とても可愛らしいです姫様。不完全燃焼が過ぎましたか?」
「うーん、もうちょっとお話したい気分!」
「ふふ。ではあちらで。……それでは皆様方、また次回お会いしましょう」
「また次回です! (次回があるとは言ってない)」