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現実の裏話  作者: るーみ
22/31

教えて! シアさん先生!! その14

『シラV』の削除のみと見せかけての『教シア』の投稿……

これには誰も気付くまい……

「皆さん御機嫌よう。ゲームの中でさえもおっぱい観察を忘れない程、もうおっぱいがなければ生きられなくなってしまっているのでは? と思われる姫様のサポートメイド、バレンシアでございます。私のおっぱいでしたらいつでもどこでも、どんな時にでも好きにしてくださって結構ですよと、いつも申し上げておりますのに」


「誰かに見られちゃったらどうするの!? あ、最近は女神様から貰ったゲームばかりのシラユキです。お久しぶり、なのかな?」


「ええ、まあ、お久しぶりで合っていると思います。それと、他人の目など気になさる必要はありませんよ? そんな輩が何人居ろうとも全て抉り出して」


「言う事が怖い! シアさんは自分で思ってるよりずっと美人さんなんだから、周りの目ももう少し気にしてね?」


「はい、ありがとうございます。これは姫様にも同じ言葉を返すところなのでしょうか? ふふふ」






「今回はゲスト無しで普通に進めていくよ。ゲームの方でツッコミ疲れちゃってるからネタは控えめにね。でわわ、『教えて! シアさん先生!!』を始めます! 第十四回目になりましたー!」


「可愛らしいです姫様、ありがとうございます。しかし十四回ですか、そろそろ終わらせてもいいのではないでしょうか? 私達の戦いはこれからだエンドで打ち切りましょう」


「開始直後に言っていいセリフじゃないよ!? 質問が来る限りは続けないといけないんだからね! まったくもう、早速突っ込んじゃったよ……。それじゃ気を取り直して今日の一問目にいくよー。『この世界で王族の結婚式とかはやっぱり教会とかでするのでしょうか? あと、女神様の教会を見たこと無いのですが、あるのでしょうか?』っていう質問を貰ったよ。二問だったかも」


「ほほう、結婚式ですか、王族と限定されるなら教会ではありませんね。王族の結婚式、の様なものは、そのまま王城で行われる事が多いです。その国の伝統や決まり事によっては特別な場所での一風変わった形式もあるのだと思われます。しかし、その後に王都でパレードが開かれるのはどこも変わらないのではないでしょうか」


「パレード? 馬車に乗って周りに手を振りながらじわじわと進むアレ?」


「はい、そのアレでございます。姫様も似た様な経験がおありですよね? ふふふ」


「私はああいう、晒し者にされるイベントは嫌いだな! 見る側で参加したいです!!」


「まあ、それも王族の責務というもの、お諦めください。次に教会についてなのですが、この世界に教会は普通に存在していて、それも女神様の物のみとなっております。まあ、小さな村にはありませんがね。結婚などの催し物の話は抜きとして、それ以外にも似た施設はいくつもありますね」


「唯一神凄いですね。実際の女神様はノリがいい普通のお姉さんなんだけどなー。教会に似た施設っていうと……、神殿とか?」


「ええ、まさにそれですね。こちらは女神様を祀っているのではなく、偉人、過去に歴史を動かす程の偉業を成し遂げた者の名を掲げているだけなのですが」


「う? どういう事? メッセ顔が怖い現人神的な?」


「許されざれますよ? まあ、分かりやすく例を上げて説明しますと、どこか見知らぬ国で流行り病が国中に広まったとしましょう」


「ああ、なるほど。その病気の特効薬を作ったとか、何か劇的に効果のある対策の案を出した人のことなんだね」


「はい、さすがは姫様、詳しい説明ができずにとても残念です。そういった方も時が経てば信仰の対象となるものですし、もしかしたらメッセ顔の緑の方ではないですが、神の様な存在として世界に生まれてしまっているのかもしれません」


「おお、結婚式の話題からなんでこんな壮大なお話に……。でも女神様のお友達が増えるのはいい事だよねー。みんなで集まってスマブラとかやってそう」


「ふふ、姫様からすると神に近い存在さえお友達感覚ですか。ふふふ」


「むむ? 私何か変な事言った?」


「いえいえ。姫様はやはり姫様ですね、というだけの事です。ふふ」


「何それ気になるー」




「あ、もう一つおまけ的なのがあったよ。『シアさんとシラユキの結婚式だったら二人ともウェディングドレスになるのかな……?』だって。私とシアさんが結婚する事自体ありえないから答えようがないよね」


「そ、そうなのですか……!?(驚愕) いえ、てっきり姫様は私かルーディン様かのどちらを選べばいいのかとお心を揺さ振られていらっしゃるのだとばかり……。これはそろそろ強硬手段に……」


「何する気!? 結婚なんてまだまだ考えてすらいないよ……。未来の事は誰にも分かんないし、万が一シアさんと結婚する事になっちゃったらって事にすると……。うーん、私は絶対に真っ白なウエディングドレスかな? シアさんは青いドレスとか似合いそう! シアさんってそういう、メイド服以外の私服とか礼服とか持ってないの?」


「え、ええ、特に必要ありませんでしたので……。冒険者時代はその……、まあ、止しておきましょう」


「冒険者時代はメイド服じゃなかったんだよね? ライナーさん驚いてたもんねー。ふふふ、カイナさんにお願いしてシアさんのドレスを仕立ててもらっちゃおうか?」


「け、結構です! 遠慮致します! 私にドレスなんて似合う筈がありません!! 私はどこでもどんな時でも姫様だけのメイドなのです。つまり、姫様との結婚式でも着飾る事はなく、メイド服で隣に立たせて頂く事になるでしょう、でFAなので以下レスひ不要です!」


「わーい、シアさん照れてるー。シアさんのドレス姿見てみたーいなー?」


「かっ、可愛らしい! 姫様からの可愛らしいおねだりとあっては仕方がありませんね……。では、姫様のウエディングドレスも私がご用意致しますので、ここは結婚式の予行練習といきましょう」


「恥ずかしがりやのシアさんがまさかのノリ気!? ふふ、楽しみー!」


「勿論その夜は、結婚初夜の予行練習も待っているのですよ? 本当に楽しみですね……」


「ちゅちゅちゅ中止します!! 今回はここまで! また次回をお楽しみにー!!」


「ふふふ、私がこのまま逃がすとお思いですか? お仕置きという名の軽い辱めを受けて頂きましょう……」


「きゃー! 誰かへるぷ!!」 






「み、短かったですけど今回は本当にこれで終わりにしますね。また次は当分先になるんじゃないかなーって思います」


「ふう、大満足です。と、もう締めのご挨拶でしたか。それでは皆様方、また遠い遠い次回にお会い致しましょう。御機嫌よう」


「ごきげんようー」




「ささ、姫様、その愛くるしいお姿をご家族の方々にもご覧になって頂きましょう。ふふ、大変お似合いですよ」


「ううう、恥ずかしい。それじゃまずは母様の所に行こっか? ドレスなんて本編でも着てないのに……」







短めでした。


実は他の神様っぽい存在はちゃっかり存在していたりします。

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