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現実の裏話  作者: るーみ
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シラユキ・リーフエンド (十二歳編開始直後)

本編その48までのネタバレを含みます。





「皆さんごきげんよう。世界一笑顔の可愛らしい姫様の忠実なる下僕、バレンシアでございます」


「いきなりそれは恥ずかしいよ……。ゲスト?のシラユキ・リーフエンドです。ごきげんよう」


「姫様がごきげんよう!? か、可愛らしい……!!」


「シアさんの真似しただけなのに……」




「今回のゲストは、『転生』の主人公であらせられるシラユキ姫様です。皆さん拍手を」


「誰もいないよ!? まあ、いいんだけどね」


「現在姫様は十二歳。見た目は十歳の頃と全く変わってはいませんね。身長もmm単位でしか伸びていません。素晴らしい事です」


「mm単位で伸びてるの分かるんだ? エルフは十歳からはゆっくり成長になるからね、百歳までにはきっとシアさんくらいの身長になってるよ。胸だってきっと……」


「私のメイドアイで毎日確認していますからね、確実ですよ。毎朝姫様の身に付ける物全てをお着せさせて頂いている私の目に狂いはありませんよ」


「パンツくらいは自分で穿かせて欲しいんだけど、後、前から穿かせてもらうのはちょっと恥ずかしいな。贅沢言っちゃいけないんだと思うんだけどさ」


「恥ずかしがる姫様を見るのも私の趣味の一つ、諦めてください」


「性的な理由は?」


「ありませんよ?」


「怪しいなあ……」




「ではまずは姫様について。リーフエンド国の女王、エネフェア様の三人目のお子様、お姫様ですね。異世界らしくない名前は女神様がお付けになられたとか」


「うん。転生前の名前は思い出せないと言うか、消されちゃったみたいなんだよね。転生前はただの十六歳の女子高生、背はちょっと低め、運動も苦手、趣味は読書と音楽鑑賞、それとゲーム。完全にインドア派だね。読書は主に漫画、ゲームは一人で遊ぶRPGが多かったんじゃないかな? オタクっぽいね。兄弟姉妹無しの一人っ子で、恋人はいなかったよ。家には家政婦さんが一人、自覚無しのお嬢様だったりしたんだ」


「姫様はやはり前世でもお嬢様でしたか。恋人がいなかったというのは全力で安心しました。趣味については作者の趣味がそのまま反映されている感じですよね」


「本人気づいてないだけでモテモテだったんだけどね? 男子と言うか、男の人が苦手で一対一では喋れないくらいだったからね。何故共学にしたし。まともに話せる男子は数人しかいなくて、一人だけ中学入ってからの長い付き合いの友達もいたかな。あんまり長くないかも? まあいいや」


「恋愛感情にまでは至らなかったようですね、よかったです。では、現在お好きな方は?」


「ルー兄様と父様じゃない? 二人とも恋人いるんだけどさ。でもまだまだ家族としての好き、だよ。将来的にはどうなるか全く分からないねー」


「女性趣味に転ぶ、という道もありますからね。姫様に限っては確率が低そうなのが残念で堪らないのですが……」


「まだ十二歳編始まったばかりだからね、成人まででもまだ八十八年もあるんだよ? みんな過保護だし、多分一生恋なんてできないよ……」


「前世でも今世でも、恋愛らしい恋愛はできそうにありませんね。そういえば、六回の人生経験の中には結婚したり、子供を授かったりする人生もあったのかもしれませんよね」


「うん、あったと思うよ。赤い本二冊が読めるようになるのが楽しみだね。赤い本は女神様も読んで大丈夫って言ってたし」


「黒い四冊では望まない妊娠などあったかもしれませんよね……。複雑です」


「黒いのは多分、気が狂ったりとかさ、犯され続ける日常とかあったんじゃない? い、嫌過ぎる!!」


「本編では絶対聞けないようなセリフに私、興奮してしまいます。姫様にそういった発言はやはり似合いませんね、改めるべきなのか悩みどころです」


「メタるためには必要な事だと思うよ? それじゃ次、今の私について、何かある?」


「前世と同じ様な説明で構わないかと」




「うん。名前はシラユキ・リーフエンド。リーフエンドの国のお姫様だね。年は十二になったばかり、エルフだとまだまだ子供だね。背は120ちょっとかな、体重も変わらず30kgも無いくらい(20kgちょっと?)、ちょっと痩せ過ぎな気もするね。白い髪を膝の下くらいまで伸ばしてるよ。瞳の色は青色。ハイエルフは青髪青い瞳が特徴らしいね、これは一部のエルフしか知らないことみたいだよ。女神様の趣味なのか何故か髪が白いんだけど、誰も気にしてないんだ。趣味らしい趣味はまだ無いかな? 読書は勉強のうちだからね。魔法の練習もあんまりしてないよ。あんまりしてなくても既に一般的な魔法使いよりはるかに使えてしまっている事は、本人は理解してるのか、してないのか、謎だね」


「大きな胸が大好きと聞いてパッドを入れていた私ですが、あれは姫様がまだ生まれてすぐの頃、エネフェア様の胸から全く離れようとしなかった事が原因のようですね。その頃はまだ私はリーフエンドにいなかったのですが、二年も姫様をお世話できなかった事を未だに悔やんでいます」


「そんな理由が……。おっぱい好きと言うか、母様が好きだったんだよ多分。シアさんは私が二歳の頃に家に来たんだよね、全く覚えて無いんだけど……。二歳の頃を鮮明に覚えてたら逆に怖いか」


「その辺りは一般の人と変わりませんね。大抵の転生主人公は、生まれてからの全てを覚えているようですが、怖いですよね……」


「好きな食べ物は苺! アップルパイ、オレンジジュースと続くよ、ジュースは食べ物じゃないけどね。苦手なものは辛いものかな? これは本編で書かれそうだね。苺のタルトとかイチゴオレにはならないんだ、苺は苺として食べるのが一番好き。ジャムとかシロップとか、苺全般が好きなのは変わらないんだけどね」




「一人称形式という事で、姫様は常に登場していますからね、今後のネタバレにも繋がってしまいますから、あまり詳しく話せないんですよね」


「先に『トリップ』のキャラを出すべきだったんじゃない? あっちは完結してるんだしさ」


「名前の無いキャラは出し辛いんですよね……。姫様は今回はゲストですけど、一応レギュラー扱いになると思いますから、まずは登場していただきました。顔見せの様なものかもしれませんね」


「レギュラー? ツッコミとして?」


Exactlyイグザクトリー(そのとおりでございます)」


「ジョジョネタは精神年齢が低めであんまり出せないんだよね、ブロントさんネタも同じく。ブロントさんは特に言葉が荒くなっちゃうからね、実際書いてみて、違和感が凄いから結局消しちゃうの繰り返し。早く私が大人になるといいね」


「大人になったら本編終わりますよ?」


「マジで!?」


「マジです」


「その後も姫様の物語は続くのでご安心ください。まずはゆっくりと成長していってくださいね。……精神的に」


「肉体的には!?」


「是非そのままでいてください。毎日祈っていますよ」


「ホントに祈ってるんだね……」




「私の事はここまででいいんじゃない? 全然説明できてないんだけどさ」


「やはり連載中のキャラ説明は難しいですね。見切り発車過ぎましたか……。これからは本編で死んでしまったキャラクターのみにします?」


「誰か死んじゃうの!? って百年も生きれば人間種族は死んじゃうか」


「まあ、来ないとは思いますが、感想などで募集するのもいいですね。ここを読んでいるあなた、そう! あなた様の言葉で次回の登場キャラが決まるかもしれませんよ!!」


「うわあ……、露骨に読者一人に絞った言い方だよ。あ、シアさんは無しでね。どうせ謎メイドだから答えてくれないよ」


「メイドですから」






「それでは今回はこの辺りで……。次回の投稿は疑問質問感想が寄せられたら、にしますか? ああ、次の更新はもう無さそうですね」


「こっちのシアさんははっちゃけてるなあ……。でも、本当に次回は完全に未定です。まずは家族から順に、とは思ってはいるんですけどね」


「では、 闇系の仕事が今からありますのでこれで」


「闇系?」


「暗室で姫様の盗撮写真の現像ですよ。言わせないでください、恥ずかしい」


「盗撮!? え? カメラあるの!?」


「姫様からメタ分が抜けてしまったようですね。ここはホニャララ世界だという事をお忘れですか」


「ああ、そうだった……。なんてフリーダムなメイドさんなの……。私も変な事言っちゃうよ?」


「暗室で聞きます。さ、参りましょう。さあさあ!」


「暗室で!? や、やばい、逃げ」


「知らなかったのですか? 謎メイドからは逃げられない」


「だ、誰か助けてーー!!!」




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