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現実の裏話  作者: るーみ
11/31

教えて! シアさん先生!! その8

今回は後半部分に、不快に思われるかもしれない内容が数行だけあります。

お気をつけて、と言いたいのですが、どうしても目に入ってしまいますよね、すみません。


読んで頂いた、読んでしまった方々の反応によっては、その数行を削除するかもしれません。

「皆さん御機嫌よう。メイドのバレンシアでございます」


「あれ? 普通ねシア。シラユキから『はっちゃけてるから気をつけてね!』って言われてたんだけど……。あ、ごめんなさい、裏話でははじめまして、ですね。シラユキの姉のユーフェネリア・リーフエンドです、御機嫌よう。今回はシラユキはお休みです。あの子の反応を楽しみにされていた方には残念ですけれど、私で我慢してくださいね」


「はい、我慢します」


「あ、はっちゃけてるわ……」






「さくさく参りましょうか。第八回『教えて! シアさん先生!!』の開幕でございます。今回はある匿名希望の方からのご質問です。ちょっと姫様にはお聞かせし難い質問もありましたので、急遽ユーフェネリア様をお呼びする事となってしまいました。申し訳ありません」


「いいのいいの、気にしないで。私もたまには、ね」


「ありがとうございます。では、早速ですが最初の質問です。各種族の第二次性徴の年齢の平均はどれくらいか? これは、初潮の来る年齢の平均でいいですね。男性もほぼ同時期か少し遅れる程度ですし」


「な、なるほどねー。確かにシラユキには合わない質問ね。んー、人間種族はどれくらいかしら、十ニ、三歳?」


「ええ、それくらいで合っているかと。十一歳前後が平均でしょうか? 勿論個人差はありますよ。ですが、今回はそれは除きます」


「エルフなら私にも分かるわ、大体五十歳前後ね。これはシラユキにも教えてあるわね」


「はい、本編でも一行だけ書かれていたと思います。獣人種族についてはお分かりになりますか?」


「代表的な犬族猫族ならね。確か、人間と同じくらいでしょ? 十歳くらいよね」


「ほんの少しだけ早い程度ですね。他の種の方々については……、ちょっと難しいですね、寿命も成長速度も様々ですから。一つ一つ例を挙げてはキリがありませんし……、やめておきましょうか」


「そうね。それじゃ、後は竜人種族かしら。あ、ハイエルフはエルフと同じよ」


「本当に似た種族ですよね。ハイエルフについては分からない事ばかりです、が、本編で少しだけ明かされる予定ですので、大体エルフと同じと思っていただければ結構です」


「竜人は私は会った事も無いのよね……、図鑑にも詳しい事は載ってないし」


「竜人は特に成長の早い種族ですね。エルフとは逆、が一番分かりやすい言葉でしょう。成人年齢は十歳ですよ」


「はやっ! あ、失礼。十歳って、ちょっと早すぎない?」


「子供の産める体にまで成長する年齢が五歳か六歳くらいですからね。ちょっと想像できませんよね……」


「ホントに日毎に育ってるのが分かりやすいのかしら……」


「ええ、そうかもしれませんね。竜人の集落への立ち入りは不可能だと思われますから、私たちが実際目にできる日は来ないでしょう」


「そんなに早くて内面的にはちゃんと成長してるの? 十歳よ十歳。シラユキとは違うのよ?」


「内面的にもしっかりと大人と呼べるようになるまでは、集落の外へ出ることが禁止されていますからね。教育もちゃんとしているのでは、と思います」


「種族の違いって大きいわね……」


「はい。それだけに、あまり気にされる方がいない訳ですね」




「ちょっと時間を取り過ぎてしまいましたね、次の質問へ参ります。ユーフェネリア様の初体験時のご年齢なのですが……」


「そんな質問来たの!? まあ、いいけど……。四十四の時よ。初潮が来てすぐにお兄様に抱いてもらったの。ふふふ」


「四十四歳で初体験ですか……。人間種族に例えると、十三、四歳の頃です、早めではありますが、早過ぎる、という事はありませんね」


「シラユキがいたら真っ赤になって暴れそうね、ちょっとおしかったかな。シアはいつ? やっぱり結婚してから?」


「ノーコメントでお願いします」


「ふふふ、話せる時になったら聞かせてね」


「はい、最低でも姫様が成人なされるまでは話す気はありません」


「そんなに待たされるの!? 気になるわ……」




「次々行きますね。性犯罪、主に子供に対する性的な」


「何よその質問は!! これね、シラユキを呼べなかった本当に理由って……」


「ええ、絶対に聞かせられませんよね。そういった犯罪者に対する制裁はどうなっているのか、というご質問です。正直ここで書いてもいい内容なのか悩みました」


「本編でお兄様が言ってたけど、子供のエルフが一番狙われるのよね。最強種族って言ったって、子供だしね。子供に限らずエルフはそういう目で見られることが多いわ」


「そこまでにしておきましょう。制裁についてですが、各国、各町で変わりますね、詳しい処分の説明は避けます。死刑もありますよ、とだけ」


「子供はそれだけで財産なのよ。全員死刑でいいと思うわ!」


「私もそう思います。この話はこれで終わりにしますね。書いていても、読んでいても気分のいい内容ではありませんから」


「どの世界も明るい話ばかりじゃないって事よね」







「ちなみに、質問者の方の頭の中ではユーフェネリア様は貧乳にカテゴライズされてしまっている様です」


「え? 私小さくないわよね? 普通くらいあるわよね? シア、答えなさい!!」


「落ち着いてください。姫様の目には比較的小さめに映ってしまうだけですよ。私もユーフェネリア様もミランさんも決して小さくはありません」


「シアは大きい方だと思う……。私は平均くらいはあるわよ、失礼しちゃうわ、もう!」


「今のところ(その60現在)明らかに小さく見えるのはナナシさんだけですね。メアもフランも大きすぎるんですよ!」


「お母様も大きいわよね。後コーラスは桁外れね……、羨ましいったら無いわ」


「もげろ」


「もげてしまうがいいわ」




「今日はシアとの心の距離が縮まった気がするわ。また呼んでね?」


「はい、必ず。姫様もお喜びになりますよ。それと、今回ユーフェネリア様はよそ行きモードでしたね」


「いいじゃない別に……。私だって成人してるのよ?」


「ふふふ、ユーフェネリア様もまだまだ可愛らしいままでいてくださいね」


「あん、もう! 恥ずかしいわね! ここで終わりにしましょ! 私の次回の登場はいつになるか分かりませんが、また会いましょう。それでは、御機嫌よう」


「年寄りくさくなってしまいましたね、失礼を致しました。次回こそはキャラ紹介に……、なるといいですね。ではでは、皆さん御機嫌よう」







活動報告でも書きましたが、今回で一旦裏話の投稿はお休みになります。

一月に一回くらいは何か投稿しようとは思ってますけど、今までの様に質問の来たその次の日に投稿、というのはできなくなると思います。



もう一つ。

教シアその6であった、


「いいえ、もっと簡単な事です。ウルギス様も仰っておられましたよね、魔法とは現象を再現するだけの物、と」


シアさんのこのセリフなのですが……

この教シアその8と同日投稿の『転生』その60でのウルギスの発言でした。


自分ではもう以前に書いたつもりになっていたみたいで、本当に、本当に申し訳ありませんでした。


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