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現実の裏話  作者: るーみ
10/31

教えて! シアさん先生!! その7

「みみみ皆さんごきげんよう! えーと、えーと……。思いつかないよ! どどどどうしよう……。シアさぁん……」


「さ、さすが姫様、文句の付け所の無い完全な、素晴らしい掴みの一言です!! ああ、失礼、姫様のあまりの可愛らしさに興奮してしまいました。皆様御機嫌よう。視覚から来る刺激にも物理的な破壊力が込められるのでは、と、まさに今全く新しい兵器の開発が頭をよぎった、メイドのバレンシアでございます。そろそろ主人公最強タグを付けてもいいのではありませんか? 最強ですよ姫様」


「ひどい! 最初の一言を考えるのが面倒だからって、まずは私に何かさせてから反応するとか……。ううう、補助員のシラユキです……」


「落ち込まれる姫様も大変可愛らしいです。今回は補助員ですか、そろそろ打ち止めなのではないですか?」


「よく分かるね……。次はもう無いよ、どうしようかな……。何かそれっぽいの考えておくね」


「あまりご無理をなさらぬようお願いしますよ。もう姫様お一人のお体ではないのですから」


「うん、ありが……、どういう意味なのそれ!?」


「言葉の通りですよ? 深い意味はありませんが……、何かおかしい言い回しでした?」


「くっ! シアさんって裏話だと性格悪くない? 人気下がるよ?」


「申し訳ありませんでした!!!」


「土下座!!?」






「第七回、『教えて! シアさん先生!!』を始めて行きたいと思います。ですがその前に、キャラ紹介でなかった事をお詫び申し上げます」


「ごめんなさい。教シアのその6を書き終わったら質問が来ちゃっててね、急遽今回のその7を書き始めたんです」


「さらに次回投稿も教シアその8になる予定です。キャラ紹介の執筆はリクエストが来てからか、余裕ができたらになってしまうと思います。『私』さんのファンの方には本当に申し訳ない気持ちで……、ファンなんていますかね?」


「えっ」


「えっ」


「なにそれこわい。どうだろ、い、いるんじゃないかな? シアさんの好みにもぴったりなんじゃないの?」


「可愛らしい方だとは思いますよ。しかし、婚約者の方がいらっしゃいますからね、からかい難いのではないかと……」


「からかえない人はあんまり興味ないんだね……。どういう基準よ、まったくー!」


「ふふふ、ちょっと安心したのでは?」


「何故バレたし!!!」




「今回の質問は姫様にお答えして頂きますね。質問内容は私が読み上げます、今回は私が補助員でいいのかもしれませんね」


「私が答えるの? いいけど、上手く説明できるかな……。うん、頑張るね!!」


「はい、その調子です。今回は質問数自体少ないので割りとあっさり終わると思いますよ。では、ますは最初の質問です。『最強に可愛いエロフのシラユキちゃんですが、そっちの知識はどれぐらい知ってるんですか?』とのご質問です。それでは最強に可愛い姫様、どうぞ」


「どうぞじゃないよ!!! 私ってエロフなの!?」


「本編通りの意味でしたらエロフなのでは? エロフそのものですよ。女性らしい、素敵なエルフのお姫様ではありませんか。もっとご自分に自信を、と毎日のように申し上げていると思いますが」


「えー、その意味だと照れちゃうなー、ふふふ。……そっちの知識?」


「エロ方面では?」


「やはりいやらしい意味でのエロフだった!! そんな質問来ちゃったの!?」


「ええ。私としましては……、是非お聞かせ願いたいですね!!」


「そこは止めようよ!! 私お姫様だよ!? ……一応」


「『十六歳の性教育で教わること以上のことも知ってるんですか?(笑』という質問も合わせて頂いております。質問者の方、グッジョブ! でございます」


「だ、誰なの!? はっ!? それってシアさんが書いたんじゃないの? グッジョブとか似合わなさ過ぎるよ……」


「大反省致します。あ、いえいえ、さすがにそれは無いですよ。私がそんな回りくどい方法を取るとでもお思いですか?」


「ああ、シアさんなら直接聞くね……、納得。うーん……、どう答えたものかなこれは……」


「まずは性教育は一般受ける範囲で教わっていますよね。あの男女別に分かれて教えられるあれですよ」


「最近は男女一緒の場合も多いんだよ? 体の成長も早いし、アレの経験が早くなり過ぎたりしてるからね、避妊は真っ先に教えるらしいよ?」


「そうなのですか……、時代は進んでいるのですね。真面目な話はここまでにしましょうか、誰もこんなまともな会話など望んではおられません!!」


「もうここで終わりたいよ! とりあえず性教育は受けているってことで、ね」




「ふむ……、難しい質問ですね。ああ、こうしましょう」


「イヤ!!」


「私が幾つか質問致しますから、正直にお答えくださいね」


「まさかのスルー!? ううう、何?」


「姫様は所謂、アダルト雑誌、成年コミック、アダルトビデオなどご覧になられたことは……」


「直球で来た!!! な、無いよ! 見たことも読んだことも無いよ!!」


「なるほど、何度かご覧になっていらっしゃる様ですね。深くは聞きませんよ、……今は」


「話が通じない……。今は!?」


「仲の良い友人の方々とそういったお話をされた事はありますよね?」


「あることが前提とされている……!! それは、何度もあるけどさ……」


「ふむ、書籍やDVD等は友人伝いでしたか。後は、実際どういった行為を行うかなどは……。本編でフランが話していたのは……、口を使ったものですね。その事については理解されていた様で」


「やめて!! ホントにやめて!!!」


「いい反応です、しっかりと理解はされているみたいですね。それでは後ろを使った行為については如何です? ああ、胸を使う行為もありますが……」


「知ってるよ!!! 何よ! もう!! シアさんはどうなの!? 結婚だってHだってしてたんだよね!? どんな事してたの!!?」


「姫様!? お、落ち着いてください、調子に乗りすぎました……。申し訳ありません……」


「……フーンだ」


「かかかか可愛らしい!!! もう一度お願いします!」


「反省の色が見られない!!!」


「あ、私がその方とどんな行為をしていたか、でしたね。お聞きになられます?」


「聞きたくないよ!」


「本音でどうぞ」


「興味あります。って何言わせるの!! もう! もう!!」


「姫様はムッツリスケベ、と」


「はい……、ムッツリスケベなお姫様です……」




「結論は『大体知ってる』、で構いませんよね? 今回はからかいが過ぎました、申し訳ありません」


「裏話だからってちょっとひどかったよ? でもこれくらいで嫌いにならないから安心してね」


「姫様優しすぐる天使か。ああ、女神様でしたね」


「まだそのネタ引っ張るの!? 女神様凄い美人だったよ、胸も大きかったし。もげろとは言えないよあれは……」


「ああ、そのお話はかなり気になりますが、本編の方でお願いします」


「でも女神様本人はもう出てこないと思うよ? だって神様だよ? そんなホイホイ出て来ちゃ駄目だってば」


「それもそうですね、残念です。それでは今回ははこの辺りで」


「うん、また次こんな感じの質問が来てもスルーしちゃうからね!」


「質問によりますね。あまりにも答え難い内容の場合は感想返しでお断りする場合もございます。今後本編で書く予定の物等ですね」


「今回は質問少なかったからあっさり終わると思ったのに、結局長引いちゃったよ。でわでわ、また次回、教シアその8でお会いしましょう! ごきげんようー!!」


「姫様がメインでもよさそうですね。それでは皆様、また次回まで暫しのお別れです。御機嫌よう」




「ホントはすぐなんだけどね」


「言っては駄目ですよ。メ! です」


「シアさん可愛い!!」


「……ありがとうございます」


「照れてる照れてる。あはは!」


「むう……」











「姫様、お疲れ様でした。喉の方は大丈夫ですか? ちょっと叫び過ぎだったのでは……」


「誰のせいだと……。でも言われてみると……、んっん~」


「名言だなこれは、ですか?」


「ホル・ホース!? 分かりにく、けほっ」


「すぐにお飲み物をお持ちします!」


「あ、ちょ……、行っちゃった。別にいいのに……、ん? なんだろこれ……、『それと、エロフの皆さんのスリーサイズが(え? あ、すみません、ごめんなさい、あぁ命だけは……っ! …………シーン)』。……え?」



「お待たせしました! どうぞ、お水で……、どうされました?」


「あ! ううん、何でもないよ! ありがとうシアさん!!」


「どういたしまして。ふふふ、可愛らしい……」







まさかの毎日更新に……

明日も0時にその8を投稿予定です。


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