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お前の全てを奪ってやったぜ。と言われたがほとんど無傷な俺はどうすればいいの?悲しむマネをすれば満足してくれるのか?  作者: ルナリン
第六章 魔の森開拓

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衛星都市巡りⅢ

 新首都ソラリスの衛星都市を水星都市マーキュリーから天王星都市ウラヌスまで見学したユリウス達が次に来たのは海王星都市ネプチューン。

 ここは魔の森にある中で唯一、海に面した海洋都市だよ。

 将来的には巨大な港が出来る予定ではあるが現在は整備中なんだ。

 そして近くに群島があるのが見えているけど、この群島はリゾート開発をしていこうと思っているんだ!!

 海といったら水着だしね。必要だよ。


 ここを開拓する時に問題になったのは沖合にいる海竜だった。

 この海竜とは争いになったが話し合い!? の結果サウス辺境伯領の船だけは通れるようになった!! 他国がこの海王星都市ネプチューンを攻める時はこの海竜を倒す必要が出来たのだ。


「ここのおかげでソラリスは海産物も豊富で塩にも困らない。あの群島の整備が終わればみんなでバカンスだね!!」


「本当ですか!? 楽しみですね。ユキミさん」


「はい!! フローラ様。ご主人様と以前海に来た時は魔物の討伐でしたし……」


 ああ、そうだったね。海で遊んだ事はなかったね……


「みんなの水着姿も見たいしね……」


 フローラ姫もユキミも赤い顔をしてモジモジしている。それ、可愛いから……女性陣全員集合してもらうかな……

 いや〜、マジで見たいぞ。リゾート開発をがんばらないと。

 新たな決意をして海王星都市ネプチューンを後にする。


 そして残りの衛星都市は、建造中の月都市ムーンだね。ここには全ての人の欲望が詰まる娯楽都市の予定だよ。

 その分一番気を使うから時間をかけてでも安全性と防犯性を追求している……

 一番の目玉は地球でいう遊園地がある。色々なモノを再現して大人から子供まで楽しめるよ……それと色々なコンサートが出来るホールや色々なスポーツができる球技場や闘技場が地上にあるよ。

 そして地下には賭博場や歓楽街や色街など表と裏の顔を持つ、欲望まるだし!! でも俺はキライじゃない……



 それと冥王星都市ハーデスだね。ここは迷宮都市になる……迷宮とはダンジョンと呼ばれ様々な状況のフィールドがある。

 その中を魔物達が徘徊(はいかい)しているが、宝箱や色々な資源を求めて探索する職業、冒険者達の狩場だよ。

 ジル都市国家群の迷宮都市ミュオンから十番隊がダンジョンコアを持ち帰ったら整備をしていく予定!!

 その他にも冒険者ギルドが迷宮を私物化しているから順次回収していくつもり……ここを冒険者達の一大拠点にするつもり。



 これが首都ソラリスを取り巻く衛星都市です!!

 そして最後は首都であり全てを集めた超巨大都市。

 今は我がサウス領民とアルブル王国民だけの居住を許している。順番で移民からサウス領民にしていくよ。


 中央には巨大な城がそびえ立つ。ここは元々小高い丘になっていたのを丘全体を城にした!!

 この城の名前は『ソール城』。前世の太陽の女神様から名前を貰ったよ。

 外見は魔水晶で出来ていて太陽の光でキラキラと光る。嫌味な光ではなく淡く輝く感じ!!

 そしてこの魔水晶は首都ソラリスだけでなく衛星都市にも魔力を送れるようになっている!!

 この魔水晶は周囲から魔力を集めて溜めておけるから、この城自体がある限り魔力が無くなる事はない。

 そして魔力がある限り衛星都市を含めて全てが機能する永久機関になった……

 衛星都市の全てに街灯が付きそこら中に魔道具が稼働する。

 この動力を活かしてゴーレムが作業して人々を助け、人々はそれを上手く使い仕事をしていく。


「俺が転生して十八年でようやくここまで来れたよ!!

 みんなのおかげだね!! でも辺境伯家が躍進する為にはまだ足りない……」


 中央の城から綺麗に区画整理された街並みを見下ろしながら……やはりまだまだ人が足らない。

 タイタニア王国との停戦期間で出来る限り増やしていこう。

 それとアルブル王国だけでなく味方になる勢力が必要だね。大体の目星はついているからお願いしておこう。



 さらに月日が進み孤児や移民組からも首都ソラリスに移れそうな人材が報告されてきた。

 自分達の目で確かめる為にサウス辺境伯領の旧領都に向った。

 旧領都に着くとユリウス達が住んでいた頃と違う街みたいに見えていた……

 面接する会場に向かい主要道路を歩いていると、突然怒鳴り声が聞こえてきた。


「だからなんで俺がダメなんだよ。俺がこの中じゃ一番つえ〜のに!! お前らの目は節穴かよ!!」


 首都ソラリスに移り住む予定者が集まる会場の入り口で、ガチムチな体格をしたオッサンが入り口の警備をしていた女の子に突っかかっていた。

 少し見ていると、女の子が誰だか分かった……不知火幼年組【繭】の女子リーダー、ジュディアだな!!

 勇者パーティーの強化合宿のときにいた少女だね。

 ジュディアは涼しい顔をしてオッサンの顔を見ている。

 シビレを切らしたオッサンがジュディアを掴もうとするが全てジュディアに手を叩かれる!!


 一回、ニ回、三回と……良い音を鳴らしながら!!

 オッサンもムキになりながらジュディアを捕らえようと手を伸ばす。

 パンパンパン……と払い退けられていく。最後は武器を抜こうとするがジュディアに叩かれ過ぎて手が腫れて握る事が出来なかった!!


「アナタは失格です!! 弱い、ものすごく弱い。腕力ではなく心がです。力とは大切なモノの為に振るうべきです!! 私達が目指している人達は誰一人として自分の為だけに力を振るう人はいません。仲間と家族の為に命を賭けて戦う人達の中にアナタでは入れません!! どうぞ、この街から去って下さい!!」


 ん〜!! 嬉しい事を言ってくれるね。ジュディアも成長したのを確認して顔がニマニマしてしまった……

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