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嘔ver Drive1

「――――きゃああああああああああ!!」


「――きぃいいいいいいいいいいああ!!」


 廊下の奥から、二人の物と思われる叫び声が聞こえて来る。


 一体、向こうで何が起こってるんだ!?


「うーーんっ!! うーーー!!」


 私は自分の手の中でうごめく物に気づき、慌てて手を離す。


「あっ!! すみません!!」


 「はぁっはぁっはぁっ!!」


 私が彼女の口から手を離すと、彼女が肩で息をする。


「すみませんっ、私はちょっと様子を見て来るので、ここで待っていてください」


「待ってぇ! ムリムリ!! 嫌ぁあ!!」


 しかし、立ち上がろうとした私のスカートを掴まれ、私はバランスを崩す。


「……このままだと本当にでヤバイんですよっ、すぐ戻ってきますからっ!」


 まあ、無事に戻って来れる保証なんて無いのだが。


「かがみんがっ!! かがみんがぁああ!!!!」


「落ち着いて下さい! 幽霊にバレちゃう!」


 ある方向を一心不乱に指さして取り乱すアクマちゃんを、私は抱きしめて落ち着かせる。


「かがみん……かがみんどうなったのぉ……」


 あなたが指差す方向に、かがみんだったものがいますよ……。


「うぅうう……うえぇぇえええん……」


 ……とは言えないので、私は彼女の頭を撫でながら優しく声をかける。


「いいですか? かがみんさんを助けるためにも、私達はここから脱出しなければならないんです。今からそれを調べて来るので、ここで待っててくれますか?」


「いやだぁ……私も行くぅ……うえぇええん……」


 正直、邪魔だ。


 ……ただ、彼女を落ち着くまで面倒を見ている暇も無い。


「分かりました、じゃあ急ぎましょう」


 そう簡潔に言って、私は彼女の手を引っ張って立ち上らせる。


 しかし予想通り、彼女はよろよろとして明らかに足取りがおぼつかない。


「――あっあっああああ!! サン殿おぉおおおお!!!!」


 ――バスンッバスンッ!!


「――ひぃやあああああああ!!!!」


 不穏な悲鳴と音が、フロアにこだまする。


「猫猫。もう、キミは別の出口を探して逃げた方がいいと思うにゃ?」


「お前……ちゃんとと血も涙も無い事を言うな……」


 しかし、自分の命を取るならばそれが一番生き残れる可能性が高いのも事実である。


「うえぇええん……かがみん死んじゃったぁ……」


 ……この足手まといを連れてあそこに戻ることは、やはり自殺行為だろうか。


 というかそもそも、あのかがみんはもう死亡で確定でいいのか?


 見た目はどう考えてアウトだが、私達には魔法と言う謎の力があるのだ。


「テルみん? ()()ってもう復活とか出来ないの?」


「怪我が直せる条件としては、頭が大丈夫なら大体何とかなるにゃ」


 お、もしかしてリスポーン可能か?


「……でもそれにも流石に限度があって、精々四肢の切断くらいまでかにゃ? …………まあ、全身ミンチはさすがに無理にゃ」


「うあぁぁあああん!! かがみぃいいいん!!」


 聞くんじゃなかったぁ……。


「……じゃあさ、私がこれから二人を助けに行くとして、助けられる可能性はあると思うか?」


「ボクは今からでも速攻で逃げることをオススメするにゃ?」


「いや、そうじゃなくて、可能性の事を聞いているんだ。満に一つも無いのなら、私は大人しくお前の言う事に従う」


 助けに行く雰囲気を出しておきながら、私の中の悪魔がずっと片隅で呟いて来る。


 ここで「絶対に無理にゃ」と言われる事を、少し期待してしまっている自分がいるのだ。


「……まあ、可能性は全然あると思うにゃ」


「え? マジで?」


 少しがっかりとする一方、テルみんの言い方には悲壮感が全く無かった。


「今までちょっとボカしていってたけどにゃ。キミ、実際めちゃくちゃ強いにゃ。ちゃんとスキルさえ使いこなせるなら、ワンチャンどころかツーチャンくらいはあるにゃ」


「おいおい待ってくれよ……何でそんな期待を持たせる事を言うんだよ……」


「ボクたちは嘘は付けないんだにゃ。そして、(あるじ)の意思が最優先で、キミの意に反することは言えないにゃ」


 それには大きな疑問を抱かざるを得ないが、今この場面でそれを言うという事は、本当に光明があるという事だと信じたい。


「でも、もちろんそれはキミが最大限のポテンシャルを発揮できた場合の話にゃ? スキルもロクに使った事無いキミが、そんな事出来るとおもうにゃ?」


 戦場でヒーロになろうとする者は早死にすると言う。


 しかし、ここまで聞いてしまったからには……。


「やんなきゃなんだろ? ならやってやるよ!」


「おぉ……キミは意外と熱い女だにゃ」


 そんな話をしている間に、ついに二人の声がすぐそこから聞こえて来る位置に来てしまった。


 あの角を曲がったら、恐らく二人の姿が見えるだろう。


 オレンジのベテランが成すすべなくああなったのに、彼女たちは奇跡的にまだ生きているようだった。


 私は先ほどと同じように、ゆっくりと角から顔を覗かせて、その先を覗き見る。


「万策尽きたでゴザルーーーー!!」


「うえぇぇええ~~~~ん……」


 じょじょじょじょじょぉ~~~~……。


 そこには、防火扉を背にして腰を抜かしたスイクンと、幽霊に逆さづりにされて自分のおしっこを全身に浴びる黄色の姿があった。


「サン!! 次はグローブにエンチャントして幽霊の触腕を殴るガウ!! 泣いてるだけじゃどうにもならないガウッ!!」


 状況から見て、あの背後の防火扉は何らかの力で開かないようになっているのだろう。


 あの大きな音は、防火扉が閉まる音だったようだ。


 黄色は見た感じ無傷のように見えるが、とりあえず”鉄壁”とやらを展開できたのだろうか?


 しかし、彼女の使い魔の焦りようを見るに、一刻の猶予も無い事が伝わって来る。


「『”フォーティファイ・コート”』!!」


 私は鞭を黄色の方に突き出し、それを叫ぶ。


 ズズズズズ……ピキィイインッ!!


 光の渦が黄色を取り込み、そして弾けた!


 無駄に派手なエフェクトが出たが、これでいいのだろうか?


「ガウッ!? 猫猫それは……オマエはなんでそんな上位のスキルを使えるガウ!?」


 黄色の使い魔が、驚いてこちらを見ながら叫ぶ。


「しかし助かったガウ! ”フォーティファイ・コート”のスキルはサンと相性がいいガウ!」


 使い魔の反応的に、これで正解だったようだ。


 ――ぎょろり。


 しかし、喜んでくれたのはいいが、幽霊の目がこちらを真っ直ぐ捉えて来る。


 どうやら私を敵だと認識したようだった。


「よし! 私が相手だ幽霊!! 『”フォーティファイ・コート”』!!」


 このスキルの最大定員は四人のはず。


 だから、今いるメンバーをちょうど全員カバーできるはずだ。


 スイクンまで魔法が届くか心配だったが、全員分が無事に展開された。


「!? おい猫猫!! そんなにスキルを連発して大丈夫ガウ!?」


 ……あれ?


「魔力消費が少ないって書いてあったからやって見たんだが、もしかしてやらかしたか?」


「大丈夫にゃ。どのみちキミが負けたら終わりだから、出し惜しみせずに使うにゃ」


「じゃあその言葉、信じるぞ! 『”ラピッド・ドライブ”』!!」


 ピキィイインッ!!


 似たような派手なエフェクトが出たが、その魔法がかかっている実感が全くない。


「オマエっ!? 一体何者ガウ!? それはベテランでも一つ覚えられるかっていう上位スキルガウっ!! それを二つも!?」


「ホエ~~~~~~~!! ホエ~~~~~~~~!!!!」


 使い魔たちがもの凄く反応しているという事は、やはり相当凄いスキルなのだろう。


「ホエ~~~~~~~!! ホエ~~~~~~~~!!!!」


 ブンブンブンブンブン!!


 しかし、その知世の動きは何なんだろうか……。


 何事かと思ったら、知世が男性の裏声のような奇声を発しながら尻尾らしきものを支点にして上体を高速メトロノームのように体を左右に振っていた。


 今まで見た生物の動きの中で、ダントツ一番気持ちが悪い……。


「猫猫殿!! サン殿を助けてあげてほしいでゴザル!!」


 ……はっ!?

 

 私はスイクンの声を聞いて正気に戻る。


 目の前の黄色は、よっぽど我慢していたのか未だに自分の尿を顔に浴びて悲惨な事になっている。


 ……さて、このスキルは一体、どの程度のスピードが出るのか。


 私は真っ直ぐ黄色を見据えると、スタンディングスタートの体勢を取る。


 もし失敗したら、さっきのオレンジの二の舞となってしまうだろう。


 とりあえずあまり深く考えずに、アドレナリンが出ている内にあそこ目掛けて飛び込もう。


「行くぞ!!」


 私は意を決して、そこを目掛け――。


 ――はえぇ!?


 ズドオオオオオオオンッ!!!!


「ひぃ!?」


「!?!?!?!?」


 ――は?


 何が起こった?


 視界が一瞬ブレたと思ったら、全身に物凄い衝撃が走った。


「おいっ!! オマエら大丈夫ガウッ!?」


 私の上から声が聞こえるが、脳が揺れて視点が定まらない。


 頭のあたりがじんわり暖かくなって、顔を何かが伝い始める。


 これ……もしかして自爆したか?


「うえぇぇえええ~~~~ん……」


 私の耳元で、誰かの泣き声がする……。


 誰かの……。


 じょぼじょぼじょぼじょぼ……。


 !?!?!?!?


 私は慌ててその場から飛び起きる。


 バランスを崩して尻もちをつくと、私は急いで自分の顔を拭う。


 赤く……無い……。


「大丈夫でゴザルか猫猫殿!?」


 じゃあこれ、黄色のおしっこかよ!?


 汚ったな!?


「てか黄色は!? 幽霊はどうなっ――」


「猫猫!! 避けるにゃ!!」


 ゴシャァア!!


 再び全身に大きな衝撃が走り、私はすぐそこの壁に叩きつけられる。


「きゃあぁぁああああ!!」


「うえぇええ~~えっえっえ~~ん」


 目の前に、悲鳴を上げてうずくまるスイクンと、うつ伏せで大の字になっている黄色が見える。


 どうやら、一応は無事のように見える。


「!! くっ……このっ!! 放せっ!!」


 幽霊が私の首から下を壁に押し付けている。


 そして、その圧力がどんどん増して来るのを感じる。


 このままじゃ……みみみミンチっ!!


 鞭は……鞭はどこに!?


「『”オーバーチャージ・ショット”』!!」


 ドパァン!!


「!? ……スイクン!!」


 うずくまっていたスイクンが顔を上げて、私を押さえつけている幽霊の触腕に銃口を向けていた。


 その手は、プルプルと震えている。


「『”オーバーチャージ・ショット”』!! 『”オーバーチャージ・ショット”』!! 『”オーバーチャージ・ショット”』!!!!」


 ドパァン!! ドパァン!! ドパァン!!


 スイクンのスキルが炸裂し、幽霊の締め付ける力が一気に弱まっていく。


「『オーバーチャ――ぶっ!? うぐっぷっ!?」


 カシャンッ!


 突然、スイクンが銃を落とすと、自分の手で口を押える。


「おえぇぇええ!!」


 びちゃびちゃびちゃっ!!


「ちょっ!? スイクン大丈夫か!?」


 スイクンが激しく戻す。


 すると、すぐに彼女のドレスがキラキラと輝き始める。


「マズいホエーー!! 魔力切れホエーー!!」


 そして、おそらく部屋着と思われるトレーナー姿へと衣装が戻ってしまっていた。


「おいサンっ!! 立つガウッ!! 今度はお前がスイを守るんだガウ!!」


「うえぇぇえええ~~ん……」


 く……せっかく弱まっていた幽霊の力がもどりつつある。


 これは……今度こそ本当にマズいんじゃ無いか?


「テルみん! 私の鞭はどこだ!?」


「武器は願えば手元に戻るにゃ!!」


 だからそれを早く行ってくれってぇ!!


「『”エンチャント・ウェポン”』!!」


 私は手の中で武器の感触を確かめると、霊にうもれたそれを思い切り振り上げようと力を込める。


「うおあぁあああああああ!!!!!!」


 今まで出したことが無いようなドスの効いた大声で叫ぶ。


 まるで餅の中のような抵抗感で、幽霊の中を右腕が少しづつ進んで行く。


「どぉおおっせぇええええええいっ!!!!」


 ぶちぃいい!!


 そしてついに、私の鞭と腕が、幽霊から脱出した。


「おんどりゃあぁぁあああああああ!!!!」


 そのまま力任せに鞭を振り落とし、幽霊の触腕をぶん殴る。


 ばちゅんっ!!


 するとそれは、あっけないほどすんなりと千切れてしまった。


『キイエェェエエエエエエエアアアアアアアア!!!』』


「うおぉおお!?!?」


 私が着地すると、頭の中に直接響くような悲鳴が響き渡り、空気が振動する。


 これは……効いているのか?


 自分の体を見ると、こびりついていた幽霊の触腕だったと思われる物が霧散して行っていた。


 ……体が動く!


 行ける!!


「『”ラピッド・ドライブ”』!!」


 さっきは勢い余って飛び過ぎてしまったので、今度はもっと力を緩め――。


「――てぇえええ!?!?」


 ドゴオォオオオンッ!!


 幽霊をぶち抜いて、私は反対側の壁に衝突する。


「どんだけ出力バグってんだよコレ!?」


「猫猫っ! 集中するにゃ! ちゃんと考えて飛べば、脳もスピードについて来るはずにゃ!」


 いやいやいや、そんな事言われても急には――。


 ――!?


 ドドドドドドドドドドドドド!!


「ひぃいいい……!!」


「うぇえええぇえ~~ん」


 発狂したと思われる幽霊が、こちらに向けて出鱈目に何かを飛ばして来る。


「その調子にゃ!!」


 何がその調子なのかと思ったが、どうやら私は咄嗟に空中でそれらの攻撃を全て回避していたようだった。


「あたしゃ自分の才能が怖いよ……」


 ドドドドドドドドドドドド!!


 しかし……これはまずいぞ……。


「きゃああぁぁああああ!!」


「崩れるっキーー!!」


 あそこでうずくまっているアクマちゃんとあっちで泣いてる黄色はいいとして、スイクンは今おそらく生身の状態だろう。


 そこで瓦礫の一つでも直撃すれば、大けがでは済まないかもしれない。


「っ……こっちだ幽霊!!」


 私は体を翻し、アクマちゃんの上を抜けてスイクン達とは反対側に飛んで行く。


「きゃああああああっ!!」


 少し危ない賭けだったが、背後を確認すると、目論見通り幽霊は私を追って飛んできていた。


 さて、とりあえず広い場所を探して、そこでこいつをなんとかしなければならない。


 私は廊下を高速で飛びぬけ、オレンジだったものの上を通過する。


 そして、その先で目に入ったのは、大きなガラス、それはビルの窓部分だった。


「うおぉおおおお!!!!」


 私は叫びながら鞭を持った手を伸ばし、ガラスをぶち破る。


 ぐぐっ……パリィイイイインッ!!!!


 謎の抵抗はあったが、ガラスはすぐに音を立てて砕け散った。


 私は大量のガラス片と一緒に、外へと飛び出す。


 キラキラと月明かりに照らされたガラス片が地上に向けて振っていくが、下に誰もいない事を願う。


 もう一度振り返ると、幽霊も同じように窓枠を抜けて外にぬるりと出て来た。


「うぉ!? 何だお前! 普通に出てこれんのかよ!!」


 いや、出て来てくれないと困るのだが、地縛霊とかってそういうものではないのだろうか。


 ズオオオオオオオッ!!


 幽霊が大量の触腕を伸ばし、私を捕えようと襲い掛かる。


 私はまた大きく身をひるがえして、その触腕の間を回避しながら、逆に幽霊の懐へと飛び込む。


「喰らえっ!!」


 エンチャントした鞭で幽霊に殴りかかると、その部分が大きくえぐれる。


『キイイィエェェエエエエエエエアアアアアア!!!!』


 よしよしよしっ!


 効いてる効いてるぅ!


 私は再び襲って来る触腕の全てを、空を舞ってひらひらと回避して行く。


 すごい……見える、見えるっ!


 相手の動きの全てがスローモーションのように、一挙手一投足が手に取る様に分かった。


 ズバンッ!!


 私の攻撃が炸裂して、また相手が大きくえぐれる。


 もう少し威力が欲しいが、これを繰り返せば数分もかからずに相手を削りきることが出来るはずだ。


 ……はずなのだが。


「猫猫っ!! あと一息にゃ!!」


 声が聞こえたかと思ったら、いつの間にかそこにテルみんが私の真横に着けていた。


「テルみん! 私の魔力残量はどうなっている!?」


「それなら全然問題ないにゃ! これを片付けたらその辺の知識も……どうしたにゃ?」


 急に動きが鈍くなった私に、テルみんが不思議そうに声をかける。


「……気持ち……悪い」


 さっきのスイクンの姿を見て、てっきり魔力切れが近いのかと思ったのだが、今のテルみんの発言的にそうではないようだった。


「……ああ、それは普通に目が回ってるっぽいにゃ」


「ええぇっ!? なんとかならないの!?」


 私はギリギリで相手の攻撃を避けながら、テルみんの回答を待つ。


「一応、そうならないようにスタビライザーが付いてるにゃけど、どうやら猫猫の動きが制御域を超えてしまっているにゃ……」


「じゃ、じゃあ私はどうすればいいんだ?」


 何となく答えは予想できている気がするが、私は一応、テルみんに質問をした。


「……我慢するしかないにゃ」

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