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オカリナのヒカリ

作者: のぶ
掲載日:2017/05/13

ヒカリ――暁に、いらっしゃる、夢を

   鏡、いつまでも、死を飾る

   止まった、止まった、楽の音に

「我が夢を奏でよ」「我が夢を奏でよ」


白い夢の奥の宵のころだった。まだ朝蔭の中に鏡の中に希望があった。

光の音が伐れるのだろう。まだ朝に降り注ぐ黄金色の光は消えることもなかった。ただ、死者の壊れた孤独に、夢はあるのだろう。


水晶が砕け散った朝だった。まだ地に雨はしたたることがなかった。


オカリナの音が聴こえる――ソリストが奏でた。 

                  奏でた。

             ソリストが奏でた。


                  奏でよ。


夢が終わった後だった。まだ、上弦の月はソラから昇っていた。

昇っていた月は地へと安息を示すのだろう。

             示す

               のだろう。

          安息――そう、安息なのです。


キミはボクで、ボクはキミだった。

だからボクは云ってあげた、「どこにもない場所に、死者がいらっしゃるのです」

             「それはどこ?」

             「秘密」


明るくもソラに気が付いた夢の中だった。まだ神学論争は始まったばかりだった。

神! 神は死んだ!

   神は死んだ! 神!

   神は死んだ?


始まった。始まった。世界は始まった。

人生の旅に終わりはない。


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