5 TKG (中)
今 わくわくです 明日の朝(25日土曜の朝)
卵かけご飯専門店に 朝食食べに行ってきます!
会社の人が地図書いてくれました!
なんでも、ご飯が無くなったら店じまいらしいので 11時にはいつも閉まっちゃうらしいので、朝一番に言ってきます!
ああ TKG あなたはなぜ TKGなのですか?
あなたと私の間にはなぜこんなに距離ができてしまったのかしら・・・
最近夢の中でTKGと逢瀬しております・・・
醤油、生卵、着々とあたくしの夢のために準備ができてきていますが、
TKGの土台のお米様がまだですの。
生卵の養鶏場計画を立ち上げた同じころ
うちの屋敷の出入業者がようやく遠方の高地から脱穀していないお米を手に入れてきてくれたのですが
これがね ちょっと量が少なかったの。
食べちゃったら植える量が本当になくなっちゃうのね。
「すみません お嬢様、なにせ脱穀してない種は来年用で各家で確保しているらしく
本当にこちらが高値をつけても売ってくれないのです。がんばってもこれだけしか確保できなかったのです。」
出入業者のおっちゃんが 本当にがんばってくれたみたいですね。
「本当にがんばってくれて、ありがとう。これだけ集めるのもとても大変だったでしょう。
これが約束の大豆で作成した調味料「味噌」とその副産物「醤油」の作成方法のレシピですわ。
これから、この領地でこの種を使って作農します。あなたがこの領地に「米」を持ってきてくれたのですよ。これからも、よろしくお願いしますね。まだ、この世界には色々な作物があります。わたくしは色々な作物をこの場所で育てたいのです。手を貸してくださいますよね?」
そう この出入業者にもっともっといろんな物を手に入れてもらわねば!
ここは、かわいく首を傾げるポーズだろ!
「はい!お嬢様!!!!!」
あら 真っ赤になって涙ながしてますね
これなら これからもわたくしのために色々探してくれそうですね。
お米の代金は二倍渡しておきましょう、だってこれから旅に出てもらうのでお金沢山かかるでしょうし
買い付け代金も高い場合もあるでしょうしね。
頑固爺が最近作成にはまっている 「鶏の燻製と卵の燻製」と、うちの屋敷の調理長がはまって完成度が高くなってきた「味噌と醤油」をお金と一緒に渡しました、それと、今後いろんな場所で種を買う場合は「育った姿」をスケッチしてくるよう指示を出しておきました。だって 種だけだと なんの種かわかりませんもんね。
さて、米を農作しますか!
まずは 種をちょっと育てないとね。
え?米を農作したことあるのか?って?
フフフフ・・・・・ 小学校のときに 体験!お米作成ってのをやったんだよ!
学校で田んぼつくってね☆キャハ☆
まずは種を水につけて 芽がでるまでまって それから うすく土を張った木の板に芽のでた種をまいていきますわ。
さらに15センチぐらいまで伸びるのをまって
田んぼに手で植えようじぇ!
ビバ☆!田植え!
ヒャッハーー
ちなみに田んぼの作成は 頑固爺が貸している農家のおっちゃん軍団に手伝ってもらいました。
水がいるので 山から小川がながれてきている場所にちょっくら田んぼを三枚ほど作成してもらいましたわ。
米農作で必要なのって 水だもんね~。
植える時に、農家のおじちゃんとおばちゃんやら 子供たちみんなに手伝って貰う為に、食べ物を一杯用意してお祭りみたいな感じで植えてもらったの。
初めての田んぼに皆すっごいはしゃいで遊んでたわ。
うん いいのう 田植。
あたしのTKGの為に 皆がんばってくれ!
農家の子供たちがなぜ草を植えるのかひっきりなしに聞いてくるので、
そこは また あたくし語りますわ!
「この稲はね、穂が鳴るのです。
稲穂というのですが、この稲穂はとてもきれいな黄金色なのです。
つまりこの畑に黄金色の稲穂がなるのです 秋前には 田んぼが黄金色に染まりますわ。
黄金と同じ価値ぐらいの価値があるのですよ いま植えている稲の実は。
稲の実のことを「お米」といいます。この「お米」本当においしいのです。
そして栄養がとても多いのです
あ
そういえば 「お米」って お酒も出来ますね。」
本当に あ そういえば そうだったわ~って ぐらいの 一言だった・・・
「「「「「なんですって? お嬢様?!」」」」」
あたしの お酒の一言に かぶりついてきたのは 農家のおじちゃんたちだった・・・・・
とりあえず今年初めてだったし、まずは 食べる用っていうよりも、種確保用って意味もあるので、とにかく米種をふやしたかったので、今年作成した稲の穂は来年植えるための種ってことを農家の皆に周知徹底しましたわ。
お米計画は長期的計画を持って行うのですわ!今年はまずは体験ですよ!皆さん!
来年は一杯食べましょうね!
春に植えて 夏に一杯太陽あびて育った稲穂は秋手前には いい感じで収穫を迎えましたわ!
脱穀せずに来年用のために刈り取っていきましたわ!
稲刈りも祭りみたいにおこないましたので、祭りには肉が必要ですし頑固爺の卵と養鶏場の鶏の肉やら
うちの料理長がもってきた、「醤油」をつかって 鶏肉を「テキヤキ」にして祭り料理を作成したりして本当にお祭りになってましたわ。いまうちの領地で「テリヤキ」ブームが起こってますのよ。
理由は最近養鶏場の鶏が増えてきたので領地のお祭りや 領地民の「結婚式」などには 養鶏場の鶏をプレゼントしているんですの。遠くても生きたまま送れば大丈夫なのですよ。やわらかい若鶏の鶏のお肉はほんとうによろこばれているですよ。結婚式で食べなくって、そのまま飼育してる領地民もいるそうですわ。卵がおいしいらしいです。
うちの侯爵領地の民ですもの、お祝いしなきゃ!
あと、穂を取った後の藁をつかって手伝ってくれた皆に「草鞋」の作り方を教えてあげましたわ。
こちらの世界では靴はとっても高価ですので 靴の下にワラジ「草鞋」を轢いたら靴の消耗が少なくなるし、滑り止めにも良いと思って教えたのですが、コレが皆さん本当に興味深深ですっごく真剣に「わらじ」「草鞋」を作ってますわ。汚れたり、ボロになれば「草鞋」は釜戸にくべればいいのですし本当にエコでいいですものね。
農家のおっちゃんたちが米で酒を作る方法を聞いてきますが あたしも そこまで知らないのでう~んどうしたものかな~って 悩んでたら。
おっちゃんの奥さんたちが お米っで酒つくってもなぁ~ って 不満をこぼしてたので
「お米を精米するときにでる 「糠」って お肌をモッチモチのピッチピッチの白い肌にしてくれるんですよ。その糠で身体を洗ったら 真っ白ですよ」
そんな台詞を言ったら・・・・・・
奥様方が 鬼のようになって
糠について・・・・ 拘束されてました。
お酒をつくるためにお米を削った時にできる糠にそんな効果があるとしった 奥様達は瞳をギンギラギンに光らせて、田んぼをもっと作成しなさいと旦那達に言っていた・・・
そして農家のおっちゃんたちは「米」で、どうやって酒をつくるのか本当に必死に聴いてくるので
あたしも、あんまり知らないが
「たしか お米を研いで 水に何日かつけて
その後 蒸して 麹をつけて発酵させて そこから水とかを入れて蒸留するんだっけ?
さらにそこから何回かに分けて 酒かすと酒にわけるんだっけな~?
う~ん 覚えてないわ・・・・
正式な方法でお酒にした場合 ものすごい強いお酒になるわ
今ここで飲んでる エールがジュースだって思うぐらいの 強いお酒になるわ。」
おっちゃんたちのテンションが ハイパーMAXになりましたわ。
今年の稲刈りの成果は、
子供たちが「草鞋」を大量に作成して うちの領地を通り抜ける旅人やら冒険家に「草鞋」を大量に販売してお小遣いを稼いたことぐらいかしらね。
来年のための稲作用の種は、あたくしが責任をもって管理させていただきましたわ!ええ!TKGの為!絶対ねずみには食べさせませんよ!
そんな冬の時期 頑固爺から相談があるといってきた。
何かしら?っておもって 頑固爺が屋敷に着たので聞いてみたところ
まだお米が完成していないためあたしが卵を食べずほとんど孵化させて鶏にしているため、最近養鶏場が鶏がふえすぎで困ってるらしい、近辺の領地民にお祝いで鶏をプレゼントしているが それでもまだ増える量が半端ないらしい。(それりゃそうだよね 鶏って一日一個卵産んでるし ソレ孵化させてたら半端ないわ)
あと、エサがまじで足りないらしい。あと、糞の争奪合戦がおきてるらしい。
頑固爺に 今農場にいる爺の下で最近手伝ってる近くの農場の息子娘達で他の農地にいっても今と同じレベルで養鶏場を立ち上げる子がいるか聞いてみた。
農場の子達で長男以外は、農場を継げないので、行き場に困ってる子が何人かいてその子達が頑固爺の家で手伝いなどをしながら野良冒険家みたいなコトをしているらしい、
ほっほー なら その子達にうちの領地に 散らばってもらおうって話になった
頑固爺の鶏をもって 各地で 養鶏場を運営してもらおう!
頑固爺が 言った
「お嬢、おれの弟子が各地に鶏をもって散らばってお嬢様の指示で養鶏場を運営すれば、鶏がふえますが 鶏の価値は下がるが?いいのですか?」
あたしくも 言った
「価値がさがれば 街村民 みんなが 鶏の肉や卵を食べれる、その価値は あたしにとって宝石以上よ。これ以上の喜びは無いわ。ただ、他に流出するのは、まだ早すぎるわね うちの領地以外に流出させる気は無いわ、今のところ。」
「で?今後は?」
「生きたまま流出はしないわ。加工して うちの領地の名前をつけたものを 流出したいわ
今は鶏の燻製をもっと価値ある燻製にしてほしいのよ。そうだわ!桜の木をつかって燻製とか!あ。卵も燻製にしましょうよ。
メープルの木とか使って燻製にしましょうよ!王都に出撃できるぐらいうちの領地のネームバリューがほしいわ!」
「俺もお嬢様のお手伝いをがんばります!領地の色を濃くだした燻製鶏を考えます!」