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3 素早さを求る

穏やかな 春の日差しをあびながら 流れてゆく雲をみつめて 思う。


なぜだ あたしは 転生でチート(笑)してヒャッハー!するはずだったのに・・・・



「おねえちゃま! おいかけっこしましょう! おいかけっこ!」


超健康優良児となった 弟カイルに毎日のように おいかけっこで おいかけられている。

おかしい チート(笑)のあたし(10倍スピード)に ついてくるってことは・・・


そう つまり この世界で あたしはチートではないという事だ、計画変更で修正しなければいけないということだ。

つまり・・・・・ 修行だ! 

あたしの魔力が一つ年下の長健康優良児と同じレベルなのだ、ココは特訓と修行でレベルUPするしかない!ドラ〇エでエンディングした後 暇つぶしでレベルMAXまで ダラダラレベル上げしていた実力を今ここで発揮させましょう!ええ!そうよ!メタルス〇イム!どこにいる!メ〇ル切りするわよ!

あいつらを倒すには 素早さが必要なの!素早さをあげなくては!


「カイル! おねえちゃまと遊ぶのですの! 今日はおいかけっこじゃなくって 素早さをあげる遊びをしましょう!」


「あい!」


超健康優良児カイルが手を上げた。




素早さを上げるには 何だろう?

うーーーん・・・・




アレかな?漫画で見たことがあるっけ・・・・







一本線を引いて


そこから 徒歩で20歩ほど離れる



「さあ! カイル! そこの線から 足元にある 石をおねえちゃんに ぶつけるのです!」



「え?」


超健康優良児カイルめっちゃ 目が点になっています。


「いいこと?カイル 石をすばやく避けることが 瞬発力をあげて さらに 素早さのレベルUPになるのです。 避けれない石を身体強化をしたり、破壊するのです! カイルは おねえちゃまに石があたるように 早くなげたり 遅く投げたり フェイントしたり 石が破壊されないように強化したりするのです! お互いがコレでレベルUPに繋がるのです! 一刻ぐらいで交代して カイルが避けておねえちゃまが攻撃です!」



「フェイイン?ト?」


あら そうでしたね あっちの言葉でしたね


「ええっと フェイントっていうのは 右に攻撃するぞって動きをしてるのに左に攻撃したり、コッチから攻撃を今からするぞって感じなのに すこし攻撃の速さを変えて 相手を撹乱することです。相手の裏を掻くのです!」


「すごい!おねえちゃま! ぼくがんばる!」


「もしもおねえちゃまに 当てることができたら、おねえちゃまがオヤツをつくってあげるわよ!」


「え!もしかして あのクッキーとかいうの?! あれつくってくれるの?!」




クッキーはこちらの世界にはまだ無いみたいで、厨房にいって おこちゃまクッキングでたまに作成しているのです。ちなみにそこまで味はよくないのですが、だってコッチの世界にはチョコレートも無いですし、砂糖もめっちゃ高価ですし、塩も高いですし バターないですし、オーブンとかもありませんが あたしはこのかわいい弟のために甘いドライフルーツなどを入れて、フライパンで焼いているのです。形もかわいくブタさんとか星型とか ハートとか 兎さんとか色々見た目かわいく作成しているのです。

厨房と屋敷の皆さんにも食べてもらっているので最近では 大量に作っても誰も小言をいわなくなりました。







そんな甘くないお菓子だけど カイルには大好物のようで ものすごいがんばって石を投げてきますわ。




「カイル。もっと スピード上げて投げて! おねえちゃまが逃げる方向に時間差で石を投げたりしないと当たらないわよ。」











あれ?カイルがめっちゃスピード上げてきたわ。


あら? ちょっと 全部スピード上げずに 早いのと 遅いのが あるわ。

さすがだわ! 食べ物が絡むとこのコはものすごい力を出すって知ってるもの。



だけど もっと 刺激がないと 素早さがあがらないわ!

メタルス〇ライムは もっと 素早くないと 逃げてしまうもの!


「カイル! 5歩 おねえちゃまに 近寄りなさい。」


「うん!」





さらに いいわ! これ!素早さがあがるわ!

素早さの種みたいに 一気にあがらないかしら?




レベルUPのアノ曲が聞きたいわ!



ああ!スキル振り分けできるなら 絶対素早さをあげるのに!







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