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9 ルベトの森 準備OK?

骨と皮の熾烈な戦いも終わり、学園都市につかの間のゆるい平和が訪れた。

学園の各食堂で焼き鳥らしき料理と、スペアリブらしき料理が高級品メニュー欄に載り、とてもおいしいと評判と噂だが、肉は高級品の為手が出せない学生が殆どで食べたことの無い学生が殆どである。


そんな学園都市の週末で学生が、明日から3日間の連続休暇になる深夜ある湖の畔の基地内。


「武器・・・」

「よーーーーし!」

「防具・・・」

「よーーーし!」

「解体用ナイフ一式・・・・」

「よーーーーーーーーーーし!」

「肉用イベントリバッグ・・・・」

「よ~~~~~~~~~~~し!」


エルザが忘れ物無い様に携帯品名を言い

アリッサが確認チェックOKのヨーシを言う


基地の中で3人が「赤」と「青」と「白」に変装して冒険準備完了。


フィオーナが最終確認で

「では、これから会話はすべて「赤・青・白」で、これから隣街へ移動し冒険ギルドで「ルベトの森」の入森料と狩猟許可代金を払った後、日が昇り後ルベトの森で狩をしよう。」


「おう!赤」

少年の声の二刀使いの青仮面つけた青が右拳を上に上げます。


「はい、赤」

大人の女性の声で上から白のローブを羽織り、白仮面をつけた白が上に飾りをつけた杖を上に上げます。


うん!二人とも、別人だよね!

そんな私も本当に別人だ!



あの審査会で料理した「焼き鳥」と「スペアリブ」祭りに参加できなかったと、この二人は泣いたのだ。

しかも、何日もスペアリブのことを言うので仕方なく今回「スペアリブ」の肉を取りに行くことにしたのだ。

私もあの会場で作ったのは簡易スペアリブだったので、できるなら自分でも下ごしらえから、味付け、焼き加減までやりたいし、ストックであのお肉持っておきたいなって思った。



だが、無料で狩をしていい領主管理地と使用代金を払わないと狩できない領主管理地があるのだ。

あの豚に良く似た野獣がいるルベトの森は、学園都市の隣に位置する街の近くにある森で、そこは狩猟使用代金を払わないと狩が出来ないし、入森代も別途必要、さらにその森の薬草を取る場合も薬草収得代金を払わないと採ることも出来ない。

無断で入っても、ルベトの森中では領主の雇った冒険者PTが回っており、入森許可書チェックされるし、万が一初心者が立ち往生になっている場合の保護も兼ねている、なにせ学園都市の近くの為、学生が良く来るのだ。


無料にしてしまうと、学生に狩りつくされてしまい何もなくなってしまうからね。


私達の目標は野獣一頭!

合言葉で出発だ。



「「「 スペアリブ!!! 」」」


意味なんか無いがとりあえず声大きく言っておこうか・・・・・・・



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