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8 皮と骨の戦い

学園都市には学園が多数あるがその中の「皮魔術施工学園」皮製品に魔術で強化を行い火や水などからの防御UPを付加する技術を習う学園である。

また、学生の技術を向上させるため、学園で工房も開かれている。

一般的な街の工房よりも安いが、技術はまだ学生が行うので技術も素人と玄人の中間ぐらいであり、各種工房利用は殆ど学生の防具などの強化である。


そんな「皮魔術施工学園」に、ある依頼が持ち込まれた。


防御力と軽量にとても優れ、軽防具によく利用されている「魔獣」の皮に、「断熱」、「断冷」、「風防御」、「水防御撥水」、「物質強化」などの多重施術が依頼された。

多重施術は時間と金もかかるが、その肯定で何度も同じ魔術作業をきめられた時間に行わなくてはならず、人手もかかる。だが、多重施術で行われた物質と、施術前の物質では雲低の差がある。

「魔獣」の皮を学園工房に持ち込むことも、とても異例で、普通ならそんな高価皮は大都市にでもある有名工房に持ち込まれることが一般的である。

さらに驚いたのが「皮」の量である。軽防具が25~30人分は軽く作成できるほどの皮の量である。工房受付が吃驚したのは仕方ないことであった。

また、持ち込んできた「依頼主」が真っ赤な炎が燃えているマントを全身頭から脚まで纏った男で魔獣はこの男が狩したと、そして前払いで高値工賃を置いていった事である、だが、男が立ち去る前に言った一言で受付担当は学園工房の生徒達が泣いても叫んでも愚痴を言っても鞭を討ってでも高技術でこの男が唸るほどの施術をさせなくてはと思った。

「魔獣の骨も別の商品強化の学園へ持ち込み「骨柱」強化をさせている。」と、そう 皮部門と骨部門は学園設立以来ライバルであったのだ、年始に行われる技術部門大会の。

骨に負けるもんかと 担当は皮を部下に厳重に管理するよう指示をだすと、上司の下へ馳せた。長期作業工程表を練るためである




同日午前「骨魔術施工学園」でも、同一人物から依頼あり。

「骨」への強化は 「骨柱強化」「断熱」「断冷」「風防御」「水防御撥水」そして「軽量魔術」

とことん軽くしてほしいとの多重施工魔術依頼。そして、大量の骨しかも「魔獣」の大骨、大型の骨であるため、貴重価値が高く、しかも折れていないのだ大型を討伐のは大人数で力技で力任せに魔法や剣の大技で倒すことが多くどうしても加減などできず、骨や皮などは、攻撃によりボロボロになることが大半なのに綺麗に骨をもってきているのである。

受付をした担当者は あまりの「骨」の質の良さに目を輝かせ本当に学園都市の生徒に施術をさせてもよいのか何度も問うた。が、「皮」もココの学園に持ち込む胸を聞いた瞬間、眼にはライバルへの闘志を燃やした。

皮に負けるもんかと、担当は骨を部下に即工房へ持ち込み下準備するように指示をだすと、上司の下へ馳せた。打倒皮学園を練る為である。







春の麗かな花が咲く中、学園都市で 皮と骨の技術戦いの火蓋が切られた。






皮魔術施工学園 技術長と 骨魔術施工学園 技術長は 幼馴染であり、仲が悪かった。顔を合わせれば口喧嘩ばかりする。そんな二人の戦いは食堂で昼食用のお弁当を注文しているときにも勃発した。

学生達用の弁当で殆どの生徒が工房で今回仕事が終わるまで缶詰している。

工房生徒達も、設立以来のライバルで、さらに今回持ち込まれた量と質と作業工程が今まで工房で注文を受けた仕事の中でも一番凄い注文であり、絶対負けるものかと、信念が今まで以上に強く工房の床や仮簡易ベッドで休みながらの作業を送っている。

そのため、毎回大量の弁当を工房へ持ち帰っているのである。

なぜ、技術長が弁当発注みたいな下っ端の仕事をしているのかと疑問に皆思うだろう、毎回食堂でお互いが双方の弁当の順番を早くしてもらう為に片方が下っ端から従者に切り替えた所、次は向こうが下っ端から従者長に切り替えていく、お互い負けずと階級を上げていったため最後は技術長までに上がってしまったのだ。




皮の施術が学園内での施術のトップレベルまで来ていると骨を叩けば

骨の施術が皮よりもレベルが高いと皮を叩く

皮の「断熱」が商品価値レベルAランクだと自慢すれば

骨の「軽量魔術」がレベルAで皮よりも軽いと自慢する




お互い唾を飛ばしながら、絶対自分達の方が相手より、より良い仕上がりになると引かない、そしてそれは、お弁当が完成するまで続く。

食堂でそんな口喧嘩を長時間していたら、何事かと皆が伺う。






そして学園都市で 皮と骨どちらが勝つかそんな賭けが食堂から勃発することとなった。










一生懸命書いてたんですが、途中で眠くなってきたので、今夜はココまで~(・ω・)ノシ

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