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7 ダラケ気味の同盟設立(3) 

TKGを食べるときは私は後味をさっぱりさせたいので白茶を大体飲んでいる。

食後の甘味を食べるときは、黒茶の渋さで甘くなった口を流したいので好んで飲んでいる。


机の上には 私が大量に弟カイルに作った時の形が悪かったものや、割れてしまったりした大量の処分クッキーがお皿の上に陳列されており、私はその中でちょっと焦げてしまったクッキーを食べながら黒茶で口の中を潤しつぶやいた。


「すき焼きの肉は、牛肉・・・・・・」



TKGを三杯も食べたのに、クッキーをずっと食べ続けているアネッサが口の中を黒茶で流した。

「牛肉以外で食べたのは 給料日前の豚ですね。ブヒ・・・豚コッチでは牛と同じぐらい高値ですものね。

だけど、卵にくぐらせて食べる行為は、やはり牛肉という、イメージが・・・」


「この際。どんな肉でも・・・?」


「エルザ!すき焼きを何だと思っているの?すき焼きは、ここ一番の家のご馳走だったじゃない!言うならば、お父さんの給料日に食べるとか!お正月に食べるとか!あのすき焼きという行事を、どんな肉でもOKとするのは、すき焼きの神に失礼では?」

私としたことが、声をあげてしまったわ。さすがすき焼き討論会熱くなってしまう。


「だけど!牛肉は手にいれにくく!高いわ!云わば高値の華だわ!わたくし達の手の届かない高貴なお肉よ・・・・・・!」



「エルザ・・・・あきらめたらそこで終わりよ!」

アネッサがエルザにクッキーを手渡す。


「〇〇先生!すき焼きをしたいです!」

乗ってきたエルザがクッキーをパクリと食べる。











牛肉と私というタイトルでもあるのか3人で牛肉ネタで遊んだ。

小一時間後・・・・・・









「では、何年かかっても牛肉ですき焼き。今回の会議で満場一致で議決されました。」


「長期計画で進めるなら本格正統すき焼きとして、それは霜降りの牛肉を指しますよね?TKGに二年かかったんだもの、は!長期計画してやるわ!」


「霜降り・・・フィオ貴方そこまで追求を・・・就いていくわ!」


「霜降り牛肉って。たしかお酒のませたりしてたっけ?牛に?」


「太らせるんだよね?」


「うわ~ 私今日すっごい食べ過ぎてちょっとお腹すごいパンパンよ。」


「今夜晩御飯食べるの抜こうかな・・・・・」


「え~ ダイエット?」


「運動のがよくない?無人島いついく?水着コッチの世界ないから作りましょうよ。3人で誰もいないから、あっちのビキニ着ても大丈夫でしょ。」


「無人島にどうやっていくの?海岸領地までって 馬でも2日かかるわよ?」


「移動手段か~、学園があるし・・・」











牛を霜降り状態まで太らせるのは、どうすればいいのか話をしながら 自分達のダイエット話をする。

そんな3馬鹿トリオが今回の討論会をダラダラ夜までし、さらに晩御飯で親子丼をフィオが作って何杯も食べさせ、さらにそのまま3人ソファーで寝てしまい、朝寝坊し遅刻しそうでパニック状態になるのは、次の日の朝のことでした。





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