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しるし2(詩集)

眠らない

作者: さゆみ


愛してるって言ったから

ひとつになりたいなんて

間違いだったのかな

君とおんなじになりたい

愛するって

そうすることだと思った

なんでも真似したし

君の喜びも痛みも

いっぱい欲しくて

君をわざと傷つけて

自分も傷つけて

泣きながら笑った

それが快感

それが愛?


あの日 駐車場 車の中

好きじゃなくなったって

何で言うかな

わかってるのに

でもほっとした

もう愛さなくていい

眠れない君は

99%逢えない

君さえ知らない

隔離された場所に行った

そして気付いたら

自分が消えてる

忘れてしまった

自分ってナニ?


風に吹かれて飛んでる

風船みたいに浮いてる

生かされてるけど

空気しか入ってない

中身が埋まらないよ

でも君を愛さないから

もう仕事に行けるし

ご飯も食べれる

君のことなんて

何にも思い出さない

だけど

君の眠れないから

離れられない

それだけ









寝よ。

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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読いたしました。 溺れるような激しい恋を失ってしまったのでしょうか。 「眠れない」のは悩み故か。 お互いに辛いことから解放されたのに、ほっとするのではなく虚無感が襲うってありますよね。 …
2014/03/19 23:11 退会済み
管理
[一言] こういうの小説にしたら面白いかもね。 ボクは自分の好みとして、強い女の子しか小説に登場させなかったけど、こういう壊れそうなガラス細工みたいな女の子いっぺん書いてみたい。 いつか、さゆみさんの…
[一言] さゆみ 樣 読ませて頂きました。 せ、切ない詩ですね。 心にジンワリ響いてくる文字に 胸が苦しく←発作じゃないですよー(笑) いつも素敵な詩をありがとうございます。(^o^ゞ …
2014/03/17 11:41 退会済み
管理
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