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エマ・グレイス【幕間・勝ち確定】

ルミナリア王国へ帰還が決まった。


フロストハイム国境からルミナリア王国に入ると、

霧の向こうに、見覚えのある影が立っていた。

(観測者)

魔術師団長ノア・アーカイブ。

騎士たちが動こうとするのを、私は手で制した。

「大丈夫です。この方は敵ではありません」

ノアが近づいてくる。

ノアは私を見る。

「聖女。お前が連れ出したその命は、もはや死の運命の輪の内側にはいない」


一瞬、時が止まる。


(え・・・それって・・・生存ルート確定?)

「彼女は、もう死なない。この世界においては」

私は思わず声を上げた。

「やっぱり?だよね、そうだよね!観測者が言うなら公式確定だよね!」


――場の空気、凍結。レティシアもポカーンとしている。


「あ、すみません。ちょっと素が出ました。ええと、要するに・・・レティシア様を狙う人は、もういないってことです!」

ノアは私をじっと見つめる。

「やはり、お前は面白い存在だ。外から来た者よ」

(やめてくれその言い方。おもしれー女みたいじゃん)


私は、レティシアの手を握った。

(勝った。世界に勝った!)


後はもう、心置きなく王都へ帰るだけだ。

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