表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひみつの姫君 ~男爵令嬢なのにくじ引きで王子のいる生徒会の役員になりました!  作者: らな


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/157

第48話 文化祭の後

「お疲れ様です。」

リアが扉を開け、生徒会室に入ると2年生は各自の机で事務仕事をしていた。


「劇を見に来てくださって、ありがとうございました。緊張して客席は見れなかったんで、どこに座っておられたのか全然分からなかったです。」

大仕事が終わって、リアは晴れ晴れした笑顔で礼を言った。

「リアちゃん、本物のお姫様みたいで、すごく可愛かったよ。演技も自然で、緊張してるようにも見えなかったけどな。」

ヘンドリックに褒められ、リアは恥ずかしそうに笑った。


「あ、これ。さっき売ってたクッキーなんですけど、少し分けてもらったんです。せっかくなんで、今からいただきませんか?」

「ああ、ちょうど小腹が空いてきたし皆で食べよう。」

クリスの許可が出たので、リアはクッキーを3枚ずつ皿に盛り、お茶と一緒に皆の前に並べた。


サクっ


「ゴホゴホッ」

はじめにクッキーを食べたルーファスが咳き込みだした。

「どうした?大丈夫か?」

ジークフェルドが声をかけた。

「パサパサしてて・・・ケホッ」

ルーファスはお茶を飲みながらもゴホゴホいっている。


リアはクッキーを手渡された時にシンシアに言われた言葉を思い出した。

「そういえば、このクッキー、家庭科部の子たちが、砂糖とバターを極限まで控えたダイエットクッキーとして売り出すって言ってました。」

そう言うと、リアもクッキーをかじってみた。

「ケホッ」


甘みが全く無く、食感もパサパサだ。

一言で言うと、美味しくない。


だから、売れ残ってたのか・・・。

あ、まずい。こんなものを王子たちに出してしまった!


リアが焦っていると、

クッキーをかじったジークフェルドが「まっず!」と言い、

クリスとヘンドリックは何ともいえない微妙な顔をしていた。


「あわわわわ。すみません。こんな美味しくないとは思わなくて・・・。」

リアはあわてて、残りのクッキーを回収したのだった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ