表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひみつの姫君 ~男爵令嬢なのにくじ引きで王子のいる生徒会の役員になりました!  作者: らな


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

153/157

第153話 生徒会メンバーとの再会

応接室に入ると懐かしい顔ぶれが見えた。

最後に会ってからまだ2か月も経っていないが、その間に色々あり過ぎてもの凄く久しぶりに会うような気がした。

「ルーファス先輩。ヘンドリック先輩。お久しぶりです。」

リアは嬉しさが隠しきれず満面の笑みで2人に駆け寄った。

2人も笑顔を浮かべ、再会を喜んでくれているようだった。


「リアちゃ・・・」

ヘンドリックが”リアちゃん”と言いかけ、チラッとジークフェルドの方を見た。

「今まで通りでいい。堅苦しいのはリアも嫌がるだろう。」

そう言われ、ヘンドリックはホッとした表情で続けた。

「リアちゃん。おめでとう。さっき、王宮に着いてから聞いたよ。リンドブルム王家に復権することが決まったんだってね。」

「はい。母のことを聞いて、すごくビックリしました。先輩は前からご存じだったんですよね?」

「僕は前回王宮に来た時に知ったんだよ。その時はとても驚いたけどね。」


ヘンドリック先輩は、あの時に知ったんだ・・・。


ヘンドリックは初めて会った日から中期休暇に入るまで、一貫して同じような態度だった。

その包容力と安定感がヘンドリックの良さだ。


「私からも言わせてもらおう。リア。おめでとう。」

ルーファスのお祝いの言葉にリアは笑顔で頷いた。

「ありがとうございます。」

「それで、今後はどうするんだ?」

その質問にリアの笑顔が少し曇った。


「そのことだが、俺とリアは前期で学院を辞め、休み明けからリンドブルムに戻ることになった。」

ジークフェルドの言葉に2人は少しがっかりした表情を浮かべた。

「やはり、そうですか。」

そう言ったルーファスは残念そうだが、驚いた様子はなかった。

ジークフェルドは2人の表情を見て少し意外だと感じた。

「あまり驚いていないな?」

「中期休暇に入った直後から、ヘンドリックがリアは戻ってこないかもしれないと言ってたんです。」


「どうしてそう思ったの?」

クリスがヘンドリックに尋ねた。

「リアちゃんの瞳がリンドブルムゴールドだと気付いたので、あちらの王家がリンドブルムに取り込みたいと考えているのかなと・・・。」

「うわあ。瞳か。よくそんなことに気付いたね。」

ヘンドリックの観察力と推察力にクリスが感嘆の声をあげた。


「リンドブルムゴールドと言えば、2人ともアル・グランという名前の学院の教師を知っているか?」

いきなり話題を変えたジークフェルドに、ルーファスとヘンドリックは訝し気な表情を浮かべた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ